エマニュエル・トッド

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デモクラシー以後 協調的「保護主義」の提唱

エマニュエル・トッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894346888
ISBN 10 : 4894346885
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,370p

内容詳細

今日の高等教育の普及が階層化を生み、世界経済と民主主義を阻害する「自由貿易」という支配層のドグマが各国内の格差と内需縮小をもたらしている。米ソ2大国の崩壊を予言した人類学者の最新作。

【著者紹介】
エマニュエル・トッド : 1951年生。歴史人口学者・家族人類学者。フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。作家のポール・ニザンを祖父に持つ。L・アンリの著書を通じて歴史人口学に出会い、E・ル=ロワ=ラデュリの勧めでケンブリッジ大学に入学。家族制度研究の第一人者P・ラスレットの指導で、76年に博士論文『工業化以前のヨーロッパの7つの農民共同体』を提出

石崎晴己 : 1940年生まれ。1969年早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。現在、青山学院大学総合文化政策学部長。専攻フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nakagawa さん

    ドットのサルコジ嫌いはこの本を読んでよくわかった笑日本だけでなくフランスも階層化が進んでおり、中学や高校の階層化によって民主主義が衰退している。民主主義の発展は大衆識字率の上昇だという。グローバル化によって様々な問題が発生しておりそれを解決するには保護貿易が必要だととく。しかしドットは保護貿易に固執するのではなく自由貿易と保護貿易をケースバイケースで扱うことが重要だと言っている。この本を読むとナチスの経済政策は間違ってはいなかったことがよくわかる。いつかはナチスを賞賛するような学者も増えてくるのかも。

  • 長老 さん

    新たな階層化が起こっているのは日本だけでなくフランスでも起こっているのだというのがよくわかった。グローバル化の問題は本当にグローバルな問題なのだろう。解決策としてグローバルとは反対の保護主義というのは有効であるように思う。しかしトッドさんサルコジ嫌いだな(笑)

  • メルセ・ひすい さん

    12-121 E・トッドを読みたい諸君は簡単には借りられません。ファン多数。購入し、リサイクルのこと。 ★私は、反人種主義者です。そのせいで私は、ニコラ・サルコジに対して頭に来てカッカとしてしまう。彼がイスラム恐怖症を道具として用い郊外の外国系若者たちを冷酷に扱うのは我慢がならない。私は平等主義者です。 ●ソ連の崩壊を乳児死亡率で言い当てたDr.。その国のいや地域の人類的基底を研究・熟考すればすべては読み解ける!絶対の自信。

  • メルセ・ひすい さん

    12-54 現在のイスラム諸国が騒乱状態なのは、識字率がキーワード。ドイツのナチス、日本の軍国主義国家神道、近代史の狂信的支配と酷似している。イスラム諸国は移行期危機であり3〜40年で安寧がえられるだろう。・・・ まさに大上段のバッサリ正論! 偉い!  オバマは守銭奴である⇒軍需産業、戦争会社の手先である。米国の景気が息絶え絶えなのはマネーゲームと中国の低賃金依存で製造しない国になりはてたインチキ経済の呪縛からの呪いのせいである。崩壊目前!

  • kenken さん

    結論(邦題の副題)の協調的保護主義の提唱は少々飛躍。むしろ日本をどう考えるかのヒントとして読んだ。サルコジ大統領登場の背景、グローバル化時代のフランスの社会分析は、日本にもはびこる妙な反知性主義とポピュリズムの説明にもかなり使えそう。

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エマニュエル・トッド

歴史家、文化人類学者、人口学者。1951年フランス生まれ。家族制度や識字率、出生率に基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言

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