エマニュエル・トッド

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「アメリカ覇権」という信仰 ドル暴落と日本の選択

エマニュエル・トッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894346949
ISBN 10 : 489434694X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,244p

内容詳細

忍び寄る、ドル暴落という破局。危機の核心と中長期的展望を呈示する、気鋭の論者による「世界経済危機」論。

目次 : 1 アメリカ覇権の崩壊―忍び寄るドル暴落という破局(「アメリカ覇権」という信仰―自由貿易主義からの脱却/ ドル暴落は起こるのか?―金融危機と急速に膨張したFRBの資産/ 金融危機とFRBの歴史―アメリカは大恐慌から何を学んだのか?/ 金融危機とドル信認問題―ドル一極支配の行方)/ 2 金融資本主義の崩壊―経済を支えるのは信用である(金融資本主義の崩壊と経済構造の転換―エネルギーと食糧の重要性/ 恐慌の発生メカニズムとその後―カネとモノの乖離と原点回帰/ 金融資本主義の歴史分析―危機は宿命ではない/ 「信用」とは何か?―工学的に処理できない経済の主観的基盤/ 「銀行を救え!」という見せ物―誰にとっての「危機」なのか?/ 金融危機をマルクス恐慌論から読み解く―すべては現状分析から始まる)/ 3 将来を築くための価値観の転換―閉塞状況を打開する長期的ヴィジョン(金融の糾弾では見えない問題の本質―十年は続く長いトンネル/ グローバリゼーションと金融危機の意味―長期の歴史から捉える/ 「経済」という観念自体の転換―ケインズの未来予測)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • K さん

    榊原さん、松原さん、辻井さんの項が特に印象に残りました。リソース確保のように国がやるべき仕事を民間にアウトソースし、一方で川下に介入してくる政府への糾弾に共感する。国の役割は国民を飢えさせないことよね。大局的にものごとを捉えて判断すべき立場にいる人たちにその労を厭わない姿勢や、そもそもそうする能力が欠けているらしいのが恐ろしい。09年の本ですが、榊原さんは「原発を東京につくれ。それができるくらいの安全性を持った原発を作るくらいの覚悟を持ってやれ」というニュアンスのことを仰っていて、胸を突かれた。

  • イカ男 さん

    欧米と日本の知識人が語るドルベースの金融に関する懸念。辻井喬氏の発言「中国経済は危ないと言う人は、不思議とアメリカ経済は危ないとは言わない、なるほどね。

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エマニュエル・トッド

歴史家、文化人類学者、人口学者。1951年フランス生まれ。家族制度や識字率、出生率に基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言

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