エマニュエル・トッド

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世界の多様性 家族構造と近代性

エマニュエル・トッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894346482
ISBN 10 : 4894346486
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,556p

内容詳細

地球上の家族構造の分析を通して、各地域の政治的イデオロギーの特徴を分析した「第三惑星」と、各地域の経済的成長の固有性と多様性を分析した「世界の幼少期」を合冊再版。世界像と歴史観を一変させる革命的著作。

【著者紹介】
エマニュエル・トッド : 1951年生まれ。ケンブリッジ大学歴史学博士。パリ政治学院を卒業。現在、国立人口統計学研究所資料局長

荻野文隆 : 1953年生まれ。東京学芸大学教授。フランス文学・思想。パリ第三大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 燃えつきた棒 さん

    あまりにも時間をかけ過ぎた。 折角の力作が、一冊の本を「縦に」読むのではなく、たくさんの本を「横に」読み散らかすという僕のおばかな読書法によって、長く噛みすぎて全然味がしなくなったガムのようになってしまった。 だからといって、決して読み難い本だという訳ではない。 あくまでも、僕自身の本の読み方の問題だ。/ トッドを知ったのは、岩波書店のPR紙「波」に連載されていた鹿島茂さんの『ドーダの人 小林秀雄』でだった。 その文章の中で、あまりにも有名な彼の刺激的な分析を知り、これは読まねばと思った。

  • テツ さん

    ある集団の中での家族の在り方というものはそのままその集団の社会の在り方に結びついていく。世界には多種多様な社会と価値観が存在しているけれど、それは即ち世界には多種多様な在り方をする家族という小集団が無数に蠢いているということ。おそらく生まれて初めての所属するであろう群れの暮らしの場である家族というコミュニティで学んだことは、その後に所属する他の群れ全ての中の立ち回りに影響を及ぼすなんて言われてみればあたりまえのことだよなあと納得。良くも悪くも社会は家族の延長線上なのかな。

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    世界の多様性 家族構造と近代性。エマニュエル・トッド先生の著書。家族構造や家族関係が社会の仕組みにまで影響を与えるというエマニュエル・トッド先生の説明には目から鱗が落ちました。現代世界の多様性は家族構造の多様性から来ていたのですね。良し悪しの問題ではなく、違いがあることを認めることが多様性。

  • GASHOW さん

    日本は、権威主義社会だという。他にはドイツや朝鮮やスウェーデンもあるが世界ではメジャーではない。官僚機構が機能するのは民族的な特質なのかもしれない。日本の少子化は、女性の識字率の高さが原因だという。女性の識字率が高くなれば結婚の年齢も高くなる。権威主義社会の家族制度では女性の能力が問われるため高めというのもある。生物としての出産可能年齢は変わらないので出産可能な期間が少なくなる。女性の識字率が高い社会のほうが平和であるし、女性の権力があることをしめす。幸せを追い求めた結果が今の社会なのかもしれない。

  • pha さん

    p290 生物学的、社会的な再生産の単位である家族は、その構造を存続させるために歴史や生命からの意味づけを必要とはしないのである。家族は世代を通して、同様な形態として再生産されるのである。子供たちが家族の面々を無意識のうちに模倣するだけで、人類学上のシステムが継続するには十分なのである。愛情と分裂の場である家族の繋がりを再生産することは、DNA-RNAの遺伝子サイクルのように、意識的な操作も必要としない作業なのである。

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