エドゥアール・ロネ

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変な学術研究 1 光るウサギ、火星人のおなら、叫ぶ冷凍庫 ハヤカワ文庫NF

エドゥアール・ロネ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150503208
ISBN 10 : 4150503206
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,250p

内容詳細

欧州宇宙機関は、おなら感知探査機を打ち上げて火星人の存在を確認しようとした。英国南極研究所は、飛行機が上空を通過するとペンギンが転ぶという噂の真相を確かめるため、軍隊までかりだして実験をした…とんでもない笑い話に聞こえるが、当の科学者たちは至極まじめに研究しているのである。時にイグノーベル賞を受賞してしまうほどの大研究をなんと54本も一挙に紹介!知の魅力を凝縮したサイエンス・コラム集。

目次 : 自殺の饗宴/ おあつらえの羊/ 美術鑑定士ハト/ 一三日の金曜日/ ロック・アラウンド・ザ・ドッグ/ 二一時八分のヴァン・ゴッホ/ ペンギンは空を見あげて転ぶのか/ ダーウィン君、お口をあけなさい/ 綿菓子のなぞ/ 世界は楕円形/ 毛深くなくてよかった/ 侮辱の教授/ マーフィーの食卓/ 未確認飛行ウイルス/ 串刺し事件/ 知性ゼロ/ 星の数ほど、砂の数ほど/ チアリーダー診療科/ 叫ぶ冷凍庫/ 魚が泣いている/ プルーストを求めて/ 満ち潮の物理学/ キリンはくさい/ コカイン汚染紙幣/ 危険なヤシの木/ 火星人のおなら/ エクスタシーの科学/ 山は動く/ 恋愛の病理/ よきあくび友達/ 光るウサギ/ 沈黙と静寂、この大いに語るもの/ おならをしないインゲン豆/ 世界ゴルフ科学会議/ 放火する消防士/ 粉砕メニュー/ ノンアレルギー・キャット/ ブラジャーの科学/ ニワトリの歯/ 失業感染症/ ピンナップの科学/ ブランコの新しい揺らし方/ イギリス料理人の情熱/ まるで映画のように/ キャット・タイピング/ マイノリティ・リポート/ ワールドカップと心筋梗塞/ 恋愛のススメ/ 煙と消えたプロジェクト/ 左利きは短命/ ストレスの島/ チップ倍増作戦/ ゾウの運動学/ しゃっくりのなぞ

【著者紹介】
エドゥアール・ロネ : フリーのサイエンス・ジャーナリストを経て、現在はフランスの日刊紙「リベラシオン」の文化欄担当記者を務める

高野優 : 早稲田大学政治経済学部卒、翻訳家

柴田淑子 : 東京教育大学理学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ayumi Katayama さん

    図書館で閉架図書から引っ張り出してもらった時、思わず「小っさ!」と思ってしまったのだった。文庫本で出てくるとは思わなかった。意外に需要はあるのか。へんな研究というのは大好物で、過去に奇想天外な科学実験ファイルやヘンな論文等々で大いに楽しませてもらった。この本もご多分に漏れずふきだすことしきりである。が。もう少し突っ込んで欲しかったかなぁ。

  • naimon さん

    バターを塗ったパンの落下研究、ブランコの揺らし方、砂粒と星の多寡、綿菓子保存、無作為株式投資、最悪時の警報音、潮の満ち干が分かる高価な装置、火星人のおなら、あくびの伝染、女性の給料などなど、なぜだか「珍妙」に思えてしまう、科学の研究結果を集めたエッセイ集。毎度の「落ち」が上手い。翻訳も良。

  • in medio tutissimus ibis. さん

    各章どれもそれぞれ面白い研究を面白おかしく紹介してくれているけど、翻訳チームがやたら厳重に思える手順(全訳→複数のモデル→完成版→チェック)で仕事しているという事実が一番面白かった。しかしながら、そのおかげでこの本の内容はガチなんだと思えたのでよかった。世の中には我々の哲学では計り知れない事を大真面目にやってる人がいるもんである。

  • Te Quitor さん

    常識という鎖に縛り付けられた一般大衆からみると「変な」研究。大真面目に研究し、きちんと論文にまとめ学会に発表している人々。研究は芸術・表現活動と言わんばかり。個性が色濃い。著者の解説はブラックユーモア風味だが(そんなに)面白くない!でもフランス式ユーモアが理解できる人は楽しめるのではないだろうか。自分にとってこの本は、少しだけ笑える程度の暇つぶしに丁度良い本、かな。分野を問わず多様なジャンルから「変な」研究を探し出している事自体は凄いと思う。全く共感できない研究ばかりなので、短編形式なのがありがたいね。

  • さぶろうの領土 さん

    「雑草とは、その美点がまだ発見されていない植物である」というアメリカの詩人の言葉がある。本書で紹介されているのはそんな雑草の様に、いまだその価値が見出されていない、簡単に言うとイグノーベル賞的な論文の紹介である。私は「変な」などと言われていたこの論文の中にも、現在では価値が認められているモノがある事を知っている。だからこの本を読む時に「どこに価値が眠っているかわからない、俺が見つけてやる」という気概を持って、襟を正して読むのだ。そうやって力を入れて読むと、早々に肩透かしに遭うので、その脱力感を楽しむ本です

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