ウルトラタワー レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

2件
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  • 音楽に心を動かされたことはあるだろうか? 例えば...

    投稿日:2017/02/26

    音楽に心を動かされたことはあるだろうか? 例えば圧倒的な熱さであったり、実体験の悲しさであったり、明確な説得力を持つものには出会ったことがあるのではないかと思う。 この「灯火」というアルバムはそれらとはまた一味違い、じわじわと心を揺さぶることで、最終的に感情が高まっていくような熱さを秘めた一枚になっている。 まず「ファンファーレが聴こえる」だ。 爽やかな疾走感とともにわずかな陰を感じる楽曲。 自分のあり方を問いながらも進みだそうとする歌詞の前向きさと流れるようなメロディ、そこに大濱さんの独特の歌声が融合されることで、希望という音楽の形が肌で感じられるような楽曲になっている。 なんて良い歌なんだろうと思っていたら、続く「疾走」がまた違う形で揺さぶってくる。 無骨な音色が魅せる格好良さと、陰のあるメロディ。 こちらも自問自答するような詩が耳に残るのだが、それを抱えながらも必死に駆けていこうとする姿に色んな想いが垣間見える。 誰もが悩みながら生きている。 それでもそれを変えようとして生きていきたいという強い想いに、すっかり感情は高まってしまっていた。 優しさと力強さを含んだ「コハク」、強い信念を綴った「狐火」の格好良さに更に酔いしれ、「昼間の三日月を見たか」、「フォーカスライト」と柔らかさと温かさを体現したような楽曲が全ての感情を優しく包み込む。 最後まで聴いて、こんな充実感を得られるアルバムも珍しい。 だからまた何度も最初から聴いてしまう。 楽曲一つ一つはもちろん素晴らしいが、ミニアルバムとしても申し分の無い一枚。 素晴らしい。

    micarosu さん

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  • どことなく感じる懐かしさ。 その源は、繊細なメロデ...

    投稿日:2015/06/11

    どことなく感じる懐かしさ。 その源は、繊細なメロディと、それを引き立てるように一音一音大切に奏でる音楽だ。 それはミニアルバムの楽曲全てに言えることだが、中でも「希望の唄」と「春に残る雪」は特に素晴らしい。 『食戟のソーマ』のOPテーマにもなっている「希望の唄」は、疾走感のある音楽の中で滲み出るような前を向いた感情がとてつもなく愛おしく感じる一曲。 聴いている間はもちろんだが、込められた感情がじわじわと湧き上がって来ることで、余韻にも長く浸ってしまうそうになるのも大きな魅力。 「春に残る雪」は、彼らの真骨頂とも言えるバラードナンバー。 繊細で広がりのある音楽だけでも聴き手に情景を思い浮かばせるが、そこに歌声が乗るだけで、こんなにも物語が明確に動き出すだろうか。 今まで色んな歌声に出会ってきたが、そのどれとも違う圧倒的な個性と存在感、そして明確だけど繊細に感情を映し出す歌声には初めて出会えた気がする。 懐かしさを持ったポップさに魅惑の歌声。 それらを兼ね備えた音楽を詰め込んだこのミニアルバムは、いつの時代に聴いても色褪せない一つの名盤だ。

    micarosu さん

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