羽がはえたら ショート・ストーリーズ

ウリ・オルレブ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784338133067
ISBN 10 : 4338133066
フォーマット
出版社
発行年月
2000年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,71p

内容詳細

ぼくたちは双子。鳥手羽を食べると、背中に羽がはえて、空を飛べるって父さんが教えてくれた。表題作ほか、4編を収録。小学校上級〜中学生向。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒラP@ehon.gohon さん

    ごく普通のありふれた日常が描かれている短編集です。 少し物足りなさを感じるところもあるのですが、ウーリー・オルレブが、ユダヤ人であり、第二次世界大戦で収容所経験者であることを知ると、ありふれた日常がいかに大きな意味を持つのか、創作の経緯について、考えてしまいました。 作者は戦争体験から重い物語も書いているので、不思議な感じがしました。

  • lovemys さん

    ウーリー・オルレブの他の本を読んで、文章の優しさにとても感動してこの本を読んでみました。本当に何でもない物語。それでもキラキラとしている物語。最近、自分の人生に目的を持たなくては!なんて思いこむような事があり、ちょっと焦ったりしていたのだけど、こうやって優しく何でもない日常をキラキラと語ってくれると、自分の何でもない毎日がキラキラしたものに思えてくる。記憶に残らないような、ルーティンのような毎日だって、大変な世界に生きている人にはかけがえのないモノ。日々、こうやって記憶に残る普通を増やしていきたいと思った

  • belle さん

    題名から想像したのは〜天使の羽〜。しかしはえて来たのはあの鳥の羽だった。その鳥とは…。表題作を併せて小さなお話が4つ。短いけれど、男の子のその日その時の気持ちがよく伝わってくる。

  • Olga さん

    連作短篇集ではなく、それぞれが独立した短編。やまねこ翻訳クラブのメルマガ増刊号(オルレブ特集)を読み返してしまった。http://www.yamaneko.org/mgzn/plus/html/z07/index.htm

  • さやか さん

    あっさりとさわやかな「こども」物語。ホロコースト作品で知られる作家と知って逆にびっくり。「羽がはえる」って、なんか、いいよね。

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