ウォルトン：ヴァイオリン協奏曲、カステルヌオーヴォ＝テデスコ：ヴァイオリン協奏曲第２番、サン＝サーンス：ハバネラ、他　ハイフェッツ

グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ
ハイフェッツ／ウォルトン：ヴァイオリン協奏曲、他

ハイフェッツが、同時代の作曲家の作品を積極的に取り上げたことは良く知られていますが、このウォルトンの協奏曲もそんな１曲です。ハイフェッツ自身が作曲家に委嘱し初演。その後も幾度も演奏を行いウォルトンの名声をも高めた作品です。初演後、ウォルトン自身がオーケストレーションに手直しを加え、この演奏も改定稿に拠っています（オリジナル版は8110939に収録）。映画音楽を思わせる壮大でロマンティックな音楽が魅力です。
　同じくハイフェッツが委嘱したカステルヌオーヴォ＝テデスコの作品は、聖書からヒントを得たもので、ユダヤの血の誇りと、素晴らしき過去への喚起を表現したものです。（NAXOS）

【収録情報】
1.　ウォルトン：ヴァイオリン協奏曲
2.　サン＝サーンス：ハバネラOp.83
3.　シンディング：古風な様式の組曲Op.10
4.　カステルヌオーヴォ＝テデスコ：ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.66『預言者』

　ヤッシャ・ハイフェッツ（ヴァイオリン）

　フィルハーモニア管弦楽団、ウィリアム・ウォルトン指揮（1）
　RCAビクター交響楽団、ウィリアム・スタインバーグ指揮（2）
　ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団、アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮（3,4）

　録音時期：1950年7月26-27日（1）、1951年6月18日（2）、1953年12月9日（3）、1954年10月28-29日（4）
　録音場所：ロンドン、EMIアビー・ロード第1スタジオ（1）　ハリウッド・リパブリック・スタジオ、サウンド・ステージ9（2-4）
　録音方式：モノラル（セッション）
　マーク・オーバート＝ソーン復刻