ウォルター・マーチ

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映画の瞬き 映像編集という仕事

ウォルター・マーチ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845908202
ISBN 10 : 4845908204
フォーマット
発行年月
2008年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,191p

内容詳細

画面を息づかせる「編集」の極意。ハリウッドの第一線で活躍してきたカリスマ映画編集者が、長年の経験で得た知識とセンスを伝授。映画制作のプロセスを知りたい人必携の1冊。

【著者紹介】
ウォルター・マーチ : 1943年、ニューヨーク生まれ。南カリフォルニア大学映画学科に入るため西海岸へ向かい、映像編集とサウンド・ミックスの2分野で活躍。『カンバセーション…盗聴…』『ジュリア』でアカデミー賞の音響編集賞にノミネートされ、『地獄の黙示録』で受賞。1991年には『ゴースト/ニューヨークの幻』と『ゴッドファーザーPART3』が同編集賞にダブルノミネートされ、1997年、『イングリッシュ・ペイシェント』で音響編集賞と編集賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げる。フィルム修復も手がけており、彼の修復によってリバイバル公開された作品に『黒い罠 完全版』『地獄の黙示録・特別完全版』がある。また、1985年に公開された『オズ』では監督および共同脚本にあたっている

吉田俊太郎 : 翻訳家。ロンドン、バルセロナを拠点にテレビ・ディレクター、ライターとして活動後、2000年に帰国。現在は映画、教材、広告を中心に翻訳活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 基地山 さん

    カットしてはいけないものの順列として@感情AストーリーBリズムC視線〈観客の興味の焦点となる事物や動き〉Dスクリーンの二次元性〈奥行きなど配置〉E三次空間の継続性〈人物の位置など〉を私的しているのが良かった。特に撮影現場ですぐ脅迫的に言われる〈繫がるつながらない問題〉が一番優先順位が低いという点に心を強くした。カメラマンの〈それ、つながりませんよ!〉なんて言葉は糞くらえさ!また扱っているものがなんであれ、製作途中で方向性を変えてしまうのが最大の駄作を原因だという言葉は肝に銘じたい

  • なにしな さん

    ぼくが編集を始めようとしたときには、フィルム編集者はなかなかお目にかかれずAdobeかAppleしか選択肢が見えない状況だった。デジタルの使い手として、それでも、そのタイムライン(シーケンス)の裏にフィルムの香りを嗅ぎ取らなければいけないことは何度かあった。彼のような人の話を聞いて、フィルムの思考を追尾していくことができるのは誠に喜ばしい。

  • mizzan72 さん

    ウォルターマーチ。最近その存在を知り、その知識の広さと、思考の深さに驚いてしまった。そんな彼が、本業である映像編集について書いている。デジタルとアナログ、科学と芸術、はたまた医学や物理学の分野にまで飛躍して、自由に思考を行き来する様は、一介の映画編集者という枠を超えて、映画界におけるバックミンスターフラーといったところ。中でも、登場人物と演者、編集者、さらに観客までも含めて「瞬き」が同期するのでは、という仮説から、カット割りの意味を見つける考察は、驚きすぎてチビった。

  • yyhhyy さん

    映画編集者の心構え的な本だった。個人的には「カットの切れ目は瞬きのタイミングと同じ。相手の反応に注目すべきときは話者に切り替えず聞き手を写す」という内容に大きな発見

  • 偏頭痛 さん

    瞬きが思考の切れ目でありそこが編集ポイントであるという指摘はなるほど!と思った。

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