ウォルター・バジョット

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ロンバード街 金融市場の解説 日経BPクラシックス

ウォルター・バジョット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822248307
ISBN 10 : 4822248305
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,396p

内容詳細

ロンドンの金融街の構造を詳細に分析した金融史の古典であり、我々が直面している現下の経済問題を解くための必読書。金融危機時の中央銀行の役割を明らかにした19世紀の傑作。

【著者紹介】
ウォルター・バジョット : 1826〜1877。イギリスのジャーナリスト・経済学者・思想家。サマセット州ラングポートの銀行家の息子として生まれ、ロンドン大学のユニバーシティ・カレッジを卒業。家業の銀行業に従事しながら、エドマンド・バークの影響を受け、保守主義者として幅広い評論活動を行った。58年、エコノミストの創設者、ジェームズ・ウィルソンの長女と結婚。二年後、急死したウィルソンの後を継いでエコノミストの経営者に。三五歳から五一歳で死去するまで編集長を務めた

久保恵美子 : 翻訳家。東京大学経済学部卒業。ノンフィクションの翻訳を主に手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パラ野 さん

    1874年に初版が出された、中央銀行の役割や重要性、ロンドンの金融街に集まるさまざまな銀行や金融関連企業についてのジャーナリストが書いた本。エコノミスト誌の編集長も勤めたそうです。当時の報道がどのように金融を論じていたのか、そんな部分でも興味深かったです。イギリスとヨーロッパの大陸についての意識の違いなんかも。ロンドンの人々同士の信用があるから銀行が成立するような部分は階級社会を感じさせるし、地方からの人の流入で変わったことなども面白い。昔はこうだったのか。

  • mkt さん

    イギリスに現存する金融市場としてのロンバート街の機能にストレートに切り込んだ本。中央銀行が恐慌時に何をすべきかを具体的に描いている/バジョットルール@政治、経済制度はその社会に生きている人間の主体的な相互依存関係の中から内生的に決まるA同じ制度による複数均衡の可能性B国民大衆は愚鈍な存在。エリート主義C社会的な人間は社会心理、集団心理で動くD恐慌や金融危機はネットワーク的な経済取引関係を通じて波及するE現代経済学の視点から見て問題点を指摘している/ 20220228読了 396P 47分

  • okadaisuk8 さん

    ロンドンが国際金融都市の機能を、イングランド銀行が中央銀行としての機能を持ち始めた19世紀に、ジャーナリストがその本質を考察した古典。当然金本位制を前提にしているので技術的な前提は変わるが、本質的な考え方は今読んでも示唆に富む。十年以上、中銀といえば金融政策に焦点が当たりすぎているが、やはり最もエッセンシャルな中銀の機能は「最後の貸し手」だと痛感する。にしても、危機時の融資は躊躇無く、しかしモラルハザードを防ぐため高金利で行えというのがバジョットさんの教えだが、現代は低金利で貸しまくり…

  • メルセ・ひすい さん

    15-19 現代語復刻 古典とは!カルヴィーノ曰く★定義14の内の2つ…「最初に読んだときと同じく、読み返すごとにそれを読むことが発見である書」「人から聞いたりそれについて読んだりして、知り尽しているつもりになっていても、いざ自分で読んでみるとあたらしい、予期しなかった、それまで誰にも読まれたことにない作品に思える書」 金融危機時の中央銀行の役割とは? ロンドンの金融街の構造を詳細に分析した金融史の古典。現下の経済問題を解くためのヒントとなる書。北村行伸による解説も掲載。

  • Kazuya Nakagawa さん

    25年振りに教科書読んだ気がする。

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『エコノミスト』編集長。1826‐77(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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