ウィリー・ハンセン

人物・団体ページへ

細菌と人類 終わりなき攻防の歴史 中公文庫

ウィリー・ハンセン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122050747
ISBN 10 : 412205074X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,296p

内容詳細

ペスト、コレラ、赤痢、チフス、ジフテリア、結核、梅毒、破傷風、炭疽菌…。“見えない敵”の存在を、人類はいかに見いだし闘ってきたのか。古代人の鋭い洞察から、細菌兵器の問題まで、感染症の研究に身を投じた学者たちの豊富なエピソードとともに、直観と誤解、発見と偏見の連綿たる歴史を克明にたどる。

目次 : ペスト/ コレラ/ 腸チフス、その他のサルモネラ症/ 細菌性赤痢/ 発疹チフス/ 淋病/ 脳脊髄膜炎/ ジフテリア/ 百日咳/ ブルセラ症(マルタ熱)/ ブルセラ症(マルタ熱)/ 結核/ 梅毒/ 破傷風/ ボツリヌス症/ 炭疽病/ ハンセン病

【著者紹介】
ウィリー・ハンセン : 生物学者。ブリュッセルのブルグマン大学、ブリュッセル自由大学などに勤務した。本書を執筆後、2002年に死去

ジャン・フレネ : リヨン大学教授。医師として病院の微生物研究室にも勤務

渡辺格(生物学) : 1937年東京生まれ。東京大学教養学部フランス科を経て日本航空入社。パリ駐在2回、ブリュッセル駐在1回。94年退社。欧州滞在中に欧米流の犬のしつけ方に興味を抱き、帰国後その紹介に努力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 星落秋風五丈原 さん

    要点を的確に抑えており、ちょっとくだけたエピソードも挿入されているので、入門篇としては読み易いだろう。予防法が優れていたから病気にかからなかったのに、逆に「病気の原因」呼ばわりされて迫害を受けたユダヤ人のエピソードは、「思い込みの愚かさ」に対する警鐘となろう。「コロンブスがヨーロッパに持ち込んだあの細菌」についての有名なエピソードも登場する。法王アレクサンドル六世、ブランデンブルグの司教など、当時の著名人ほどこの病気にかかるというのは何ともはや…。

  • ポメ子 さん

    様々な感染症の説明とその研究に尽力した人人について述べられている。どういう事が原因で広がったか、感染源の動物、罹患した人に対する偏見など、詳しく書かれていて色々と学ぶ事が出来た。

  • ふたば@気合いは、心を込めて準備中 さん

    人類の歴史は細菌との闘いの歴史でもある。 過去に何度となく、大きな感染症災害が出ているが、結局人類が細菌に買ったのかと言えばそうではない。永久に勝つことはないだろうとも思う、勝てるものではない。今、細菌によるものではないが大きな被害を出してもいる新型肺炎も、やがて収束はするだろうが、やはり人類はこのウイルスをやり込めることはできないのだろうな。

  • さるお さん

    淋病に罹った美女を敵軍に送り込んでみたり、ペストで死んだ人の死体を城壁に放り込んでみたり中世の人間は逞しいなぁと思った。

  • Ryoko さん

    新型コロナが今後どうなるかわからない中、興味を持って読んだ。今は治る細菌系の病気でも最初に発生流行りだした昔は病原菌の特定、発症原因がわからず検討違いの予防、治療をしていたのがよくわかる(驚いてしまう治療法も) 時には自分の体を実験台にしようとしていた研究者もいて頭が下がる。長い歴史の中、未知の病が流行ったら患者の身体を調べ、時には検討違いの治療をし、たくさんの犠牲者を出しながら試行錯誤をして正しい知識と治療法を得てきたんだとわかった本。いくら医学が発達してもまたパンデミックは発生するんでしょうね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品