ウィリアム・ソウルゼンバーグ

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ねずみに支配された島

ウィリアム・ソウルゼンバーグ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900810
ISBN 10 : 4163900810
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
301p;20

内容詳細

ニュージーランドの「飛べないオウム」カカポ、アリューシャン列島のウミスズメ、バハ・カリフォルニアの海鳥。絶滅の危機に瀕した島の固有種を救う唯一の方法、それはネズミなど外来生物を一匹残らず殺戮することだー。科学ジャーナリズムの第一人者が、前作『捕食者なき世界』に続き、生物多様性の意義を問う、衝撃のノンフィクション!

目次 : 太平洋の墓場/ 無人島の番人/ ベーリング海のキツネ/ 楽園の破局/ 地球でもっとも弱い動物/ ネズミを出血させる薬/ バハ・カリフォルニアのネコ/ ネズミも痛みを感じている/ 集まったラット・バスターズ/ シリウス岬の殺戮/ イースター島はなぜ滅亡したのか/ 消えたネズミ

【著者紹介】
ウィリアム・ソウルゼンバーグ : 科学ジャーナリスト。『ネイチャー・コンサーバンシー』誌の編集者を15年間務めた後に独立。保全生物学について20年以上にわたり取材を続け、同誌のほか『サイエンス・ニュース』誌、ワシントン・ポスト紙などに記事を書いてきた。野生生物の研究によりニューメキシコ州立大学で修士号を取得。現在、ウェストバージニア州シェパーズタウン及びバージニア州フェアファックス在住

野中香方子 : 翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 魚京童! さん

    6回目の大絶滅が進行してますけど、別に良くね? なぜ阻止しなくてはいけないのでしょうか? そういう視点から誰か意見を言っていないのかなー。ヒトにとってよくないことがわかってるけど、別にヒトが生き延びなければならない理由なんてないと思うのです。ただのエゴか。

  • ばんだねいっぺい さん

     どの動物を害獣とするのか?犬猫は、可愛いからオッケーで、昆虫は、気持ち悪いからいらなくて、魚はおいしくなければいらないみたいな考え。多少なりともある。 難しいなでは、済まされないが難しいと思う。ほんとに難しい。

  • ヨクト さん

    「捕食者なき世界」の著者の第二弾。絶滅動物などの原因として、人間が作用する要因は三つある。狩り、森林伐採などの環境破壊、そして引き連れてきたねずみ等の動物が引き起こす動物相の崩壊。本書はその三つ目に焦点を当てた。島には独自の進化を遂げた動物が営んでいるが、一匹のねずみがすべてを破壊してしまうのだ。ねずみだけでなく、キツネやネコもだ。そして人間が講じたねずみ一掃大作戦。その成功は多くの固有種を守るが、それ以上に多くのねずみが虐殺されていることも確かだ。命の重みとは。人間の責任と選択とは。

  • ようはん さん

    絶滅動物の多くは人間の乱獲や環境破壊は勿論であるものの、人間が持ち込んだ動物による影響も大きく島嶼部の固有種等が多く絶滅に追いやられている。タイトルにもあるネズミは繁殖力の高さややすばしっこさがイメージされがちではあるが鳥類や小型爬虫類、昆虫を積極的に喰らいつき自分より大型のアホウドリも集団で襲う等の想像以上の獰猛振りに驚いた。

  • たかぴ さん

    人間はなんて身勝手であるかがよく分かる。イースター島がネズミの大繁殖のせいであるならば、結局行き過ぎた大繁殖が身を滅ぼすことになる。ただ何とか生態系をもとに戻すための活動を全人類が知ることにより無責任な生物保護がなくなることを祈ります。立花隆のエコロジカル思考によると地球自体には自助作用があるので自助作用を超える前に人間は考え直すか滅ぼすしか道は無いのではと思ってしまう。

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