ウィリアム・ジェラルド・ゴールディング

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尖塔 ザ・スパイア

ウィリアム・ジェラルド・ゴールディング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784875719861
ISBN 10 : 4875719868
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,321p

内容詳細

大聖堂に建造される尖塔は、脆弱な地盤の上に立ち得るのか。また、尖塔建築に邁進する主席司祭の狂気とは…。文豪ゴールディングが、「蝿の王」以来の作家生活を総括し、後半生を照準した渾身の作。

【著者紹介】
宮原一成 : 1962年福岡県生まれ。1997年九州大学大学院比較社会文化研究科修士課程修了。山口大学教授

吉田徹夫 : 1940年福岡県生まれ。1964年九州大学文学研究科修士課程修了。福岡女子大学名誉教授、横浜薬科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たぬ さん

    ☆4 ノーベル賞作家ゴールディング3冊目、1964年の作品。いやあもうね……ロジャーには同情しかないよね。耐震オール無視のわからんちん主席司祭様に無茶ぶりされまくって。いくらめったに地震が来ない国だからって嵐ひとつでそのざまじゃん。旧約・新約を筆頭に宗教ネタは当然ながら男色などの比喩表現が頻出、半分も理解できたかどうか。でもいつかまた読みたい。

  • しゅん さん

    ゴールディング五作目。建築上不可能な高すぎる尖塔の建設に狂信的情熱を傾けるカトリック司祭ジョスリンのエゴイスティックを超えたエゴを追いかけていく。こうした狂熱とどう向き合うかというのは自分の生活においても問わなくてはいけないテーマだと思っていたからか、読みはじめるとのめり込む。ゴールディング作の中でも最も泥臭く、だからこそ多くの人に開かれた作品だと思う。あらゆるところで性的なメタファーが重要な役割を果たしており、聖と俗の関係を考える上でも手助けになる一冊ではないか。

  • hoiminsakura さん

    協会に尖塔を無理矢理建てんと燃える傲慢で俗悪な聖職者がたどる滅びへの道。

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