ウィリアム・シェイクスピア

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ヴェローナの二紳士 シェイクスピア全集 27 ちくま文庫

ウィリアム・シェイクスピア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480045270
ISBN 10 : 4480045279
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;15

内容詳細

ヴェローナの青年紳士プローティアスは、親友ヴァレンタインとミラノで再会する。ヴァレンタインはミラノ大公の娘シルヴィアと相思相愛の仲になっていた。ところが、プローティアスも彼女に会った途端に一目惚れ。一方、プローティアスの恋人ジュリアは、小姓に変装してミラノにやってくるが―。シェイクスピア初期の恋愛喜劇。

【著者紹介】
W.シェイクスピア : 1564‐1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ37編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている

松岡和子 : 1942年、旧満州新京生まれ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家・演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    これはひとえになぜジュリアが許せるのかということだ。人の性根は、かわらないだろう。大団円ともみえるが、ジュリアだけが損をしている気がするな。この頃からいい女性がいれば突入してしまうという、イギリス人のイタリア男への見方があったのかもしれないな

  • 優希 さん

    恋愛喜劇ですが、茶番的な裏切りと改心を感じました。ジュリアという恋人がいながらも、親友・ヴァレンタインの恋人・シルヴィアに心奪われるプローディアス。男女二組の恋人が入り乱れ、複雑な恋の四角関係が描かれるのが面白かったです。恋の衝動だけでなく、至る所で裏切るプローディアスも凄いけれど、それが許されて大団円となる展開は少し無茶があったなと思いますが。実際に劇で見たらかなりツッコミどころがありそうです。

  • Gotoran さん

    『ヴェローナの二紳士』:ヴァレンタインとプローチャス、加えて(プローチャスが恋する)ジューリアと(ヴァレンタインが現を抜かすミラノ公爵の娘)シルビアが繰り広げる色恋沙汰。恋の裏切りあり、仁義屋繰りあり、はたまた親友を許す寛容さあり、最後は予測不可能などんでん返しあり。本作、シェイクスピア初期作品にはのちのち誕生する名作の萌芽が随所に見てとれると訳者松岡和子はあとがきに記している。これで松岡訳「シェイクスピア全集」27まで辿り着いた。あと一歩だ。

  • 絹恵 さん

    "生まれたばかりのこの恋は季節で言えば春、変わりやすい四月の空に似ている"と言うのなら、始めから訪れるであろう移り気を自ら理解していたのだと思います。だからその気持ちが再び戻ってくるということも容易に予想出来ます。茶番劇のうえの裏切りと改心であるがこそ、主題の重さを軽くして気軽に楽しめるものにしたのだと思います。

  • ホームズ さん

    プローティアスの心変わりの早さにあっと言う間に親友のヴァレンタインを裏切る行動の素早さが凄いし、そんなプローティアスを最終的にあっさり許してハッピーエンドになってしまう展開も凄い。物語の展開が無茶苦茶でちょっとついていけない感じでした。中盤のスピードとラーンスの掛け合いは劇場てみたら面白そうだったけど、全体的には残念な感じでした。

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