ウィリアム・グリル

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カランポーのオオカミ王

ウィリアム・グリル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001112641
ISBN 10 : 4001112647
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
80p;32

内容詳細

一頭のオオカミが、一人の男の生涯を変えた。十九世紀アメリカ西部を舞台に、気鋭の作家が描く、新たなシートンとロボの物語。若き日のシートンが、野生動物の心にふれた日。ボローニャ・ラガッツィ賞(ノンフィクション部門)最優秀賞受賞作!!

目次 : むかしながらの西部/ カランポーの王/ オオカミ・ハンター/ ブランカ/ つかまったロボ/ 生まれ変わったシートン

【著者紹介】
ウィリアム・グリル : イラストレーター、絵本作家。ファルマス大学在学中に、指導教官のすすめで絵本を描くようになる。デビュー作『シャクルトンの大漂流』で、2015年度ケイト・グリーナウェイ賞を史上最年少(25歳)受賞。2作目である『カランポーのオオカミ王』は2017年度ボローニャ・ラガッツィ賞のノンフィクション部門最優秀賞に輝いた。十代の頃に農場で働いたこともある

千葉茂樹 : 1959年、北海道生まれ。翻訳家。絵本から読みもの、ノンフィクションまで幅広い作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶち さん

    シートン動物記で有名な狼王ロボのお話が、絵本になりました。著者は『シャクルトンの大漂流』のウィリアム・グリル。色鉛筆で描いた絵は、流氷の世界だけでなくアメリカ西部の大平原の世界観も見事に表現しています。でも、人間の思い上がった行動には憤りを感じてしまいます。ロボの遺体をブランカの隣に横たえたシーンに涙ぐみ、次の見開きのページいっぱいに描かれた二頭の仲睦まじい数々の絵を見たときには、涙があふれてきました。ここで終わらずに、その後の環境保全についてページを割いて説明してくれたことは、著者に感謝です。

  • 杏子 さん

    私は子どもの頃、片寄った本しか読んでこなかったため、『シートン動物記』を読んだことはなかったと思う。大人になってからもとくに興味を引かれることもなく来てしまった。ロボの話も何となく筋を聞いていたぐらいで、ちゃんと読んでいなかった。この絵本は話もだけれど、絵を描いた人がよかった。『シャクルトンの大漂流』も読んだが、素朴な感じの絵がとてもよかった。殺されたロボの話のその後が描かれているのもよい点だった。長い話を読むのはちょっと…という子にも薦めやすい。学校に購入も考えたい。

  • 紫陽花と雨 さん

    素朴な絵柄で描き出される、アメリカ西部開拓時代。入植者たちが増えるにつれ、自然が削られオオカミたちの住処がなくなり追われて行く。そんな中現れる気高く賢いオオカミのロボ。オオカミの王と呼ばれる彼はありとあらゆる毒餌や罠をかいくぐり、精鋭の仲間たちと人間たちを翻弄する、そこで現れるオオカミハンター、彼の名はなんと「シートン」!動物記を書いた彼が登場するとは知らずに驚いた。またオオカミ王とシートンの対決、結末も悲しかった。大判の絵本ですがオオカミたちの躍動感もあり、大人も楽しめる美しい本でした。

  • メープル さん

    『シャクルトン大漂流』の著者。淡い色使いですが力強さを感じる絵で、生々しくない絵が私にはとても読みやすかった。シートンのお話しとは知らず。『シートンの動物記』も読んでみたくなりました。

  • 山猫 さん

    懐かしのシートン動物記、オオカミ王ロボ。泣くよ。マジ。「力をなくしたライオン、自由を奪われた鷲、連れ合いを喪った鳩は死んでしまう。その三つ全てをなくしたロボは死ぬしかなかった」というシートンのセリフが重い。そして、なぜ、ロボたちが家畜を襲うようになったかに思い至った後のシートンをも描いてある。あまり好きなタイプの絵ではないが、フレーベル館のロボなき今、これはやはり大人にも子供にも読んでほしい。

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ウィリアム・グリル

イギリスの絵本作家、イラストレーター。大学在学中から絵本を絵本を描くようになる。デビュー作『シャクルトンの大漂流』(岩波書店)で、2015年のケイト・グリーナウェイ賞を史上最年少の25歳で受賞

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