急いてはいけない 加速する時代の「知性」とは ベスト新書

イビチャ・オシム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784584125199
ISBN 10 : 4584125198
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;18

内容詳細

本書は日本の皆さんから、イビチャ・オシムに聞いてみたいことを募り、オシムがその質問に答える、という形の企画としてはじまった。質問の内容はサッカーに限らない。仕事でも恋愛でも生き方でも何でもいい。毎日を生きるうえで、人生を生きるうえで直面しているさまざまな問題や、今日の日本社会を覆い尽くしている閉塞感の中で、希望を見いだそうとしている人々の悩みに、オシムなら応えられるのではないかという思いがあった。そして…意図した形とは違えど、オシムは我々の問いに「答え」を授けた―その中身とは。

目次 : 第1章 「日本」のあり方(日本の特質について/ 独自性を確立すること ほか)/ 第2章 「チーム」のあり方(チームを構築していくときに大事なこと/ 「上司」と「部下」はどうあるべきか ほか)/ 第3章 「個」のあり方(コレクティブな日本人とは/ これからの世界で生きる個人とは ほか)/ 第4章 「サッカー」のあり方(サッカーをどう考えるか/ 日本は本当に走っているのか ほか)

【著者紹介】
イビチャ・オシム : 1941年5月6日、旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)生まれ。選手時代、64年東京五輪出場や68年欧州選手権準優勝など旧ユーゴスラビア代表として活躍。その後、古巣・ジェレズニチャル(サラエボ)の監督を務め、86年に旧ユーゴスラビア代表監督に就任。90年イタリアW杯ベスト8を果たす。2003年ジェフユナイテッド市原(当時)の監督就任。06年7月から07年11月まで日本代表監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 姉勤 さん

    今は無きユーゴスラビアという国の元サッカー代表監督、そして元日本代表監督、ただ主に本書で語られるのは、Jリーグ ジェフ千葉(当時は市原)の監督において。2005年当時、弱小クラブで発揮されたそのセンセーショナルな サッカーをもって監督退任後も、いまだ人口にのぼる事が多い。その哲学的メソッドは他の分野にも及ぼした。 そのオシム翁にご機嫌伺い兼、お伺いをたて本書刊行当時の日本サッカー界や、それから社会的地位の上がった 当時の選手やファンに向けての忠告など。日本人は本当に善き人物と縁を結んだと思う。

  • anco さん

    事前に募った質問に対して、オシムさんが1つずつ答えていく構成なのかと思いきや、ひたすら一気にしゃべるといった感じの内容でした。オシムさんはいつも通り深いこと語っており、丁寧に読むといろいろ考えさせられるところもありました。一方で「いつも身に付けていたカバンには何を入れていたのですか?」みたいな質問の回答にも期待していたのですが、スルーされてしまっており少し残念でした。

  • shinko0925 さん

    「誰もが自分にできることを人々に誇示したがっている。それが強さであることも、また弱さであることもある。そして弱さの方が、強さよりも一般的だ」。人生を「コレクト」に生きるために。オシムさんは、サッカーを通して、人生を教える。選手やコーチ、メディア、そして、私たちに。

  • 湘南☆浪漫【Rain Maker】 さん

    質問に対して答えてさらに広げていくという構成。 バルセロナの話が載っていて、彼らのサッカー哲学はお金では買えない、と。 クライフから脈々とつむいできた歴史だから、という記述に納得。

  • ご〜ちゃん さん

    練習を面白くしようとつねに考えていた。試合の時、瞬時に判断を下せる感覚を練習で磨く。そのための環境を整え、選手が無意識のうちに判断ができるようになるまで彼らを刺激する。そういうことを考えて練習を組んでいくオシムさんの知性の高さを、改めて知ることができた。

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