イザーク、ハインリヒ(c.1450-1517)

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CD 輸入盤

ミサ曲『おお、いと聡明なる乙女』、聖母祭のため定旋律 ヴェラール&アンサンブル・ジル・バンショワ

イザーク、ハインリヒ(c.1450-1517)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
EVCD023
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


イザーク:ミサ曲『おお、いと聡明なる乙女』、聖母祭のため定旋律
ヴェラール&アンサンブル・ジル・バンショワ
メディチ家に仕えたハインリヒ・イザークのミサ曲


ハインリヒ・イザークはルネサンス盛期のフランドル楽派の作曲家で、ジョスカン・デ・プレと同世代。バッハの『マタイ受難曲』や『ヨハネ受難曲』のコラールにも使われている『インスブルックよ、さようなら』。今ではこの一曲だけがイザークの最も有名な旋律として知られていますが、当時はジョスカン・デ・プレと同様に重要な作曲家の一人としてみなされていました。1484年頃インスブルックの宮廷作曲家として仕え、その後すぐにロレンツォ・デ・メディチの招きによりメディチ家の宮廷音楽家となり、オルガン奏者、宮廷楽長ならびにロレンツォの子供たちの家庭教師を務めました。メディチ家がフィレンツェから追放されたあとは、神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世に仕官し、ヨーロッパ諸国、ドイツ各地を歴訪。当時のドイツ作曲界に多大な影響を及
ぼしたと言われています。
 ここに収録されている楽曲は、メディチ家出身の教皇レオ10世のフィレンツェ訪問に合わせて書かれたものと考えられています。『6声のミサ曲』は循環ミサ曲の基本的構成、模倣の手法、巧妙な処方で書かれています。また『聖母祭のため定旋律』は、聖母マリアの交唱の一つを定旋律としていますが、熟達した作曲技法の数々が凝縮されています。
 演奏は、アンサンブル・ジル・バンショワ。1978年にスイスのバーゼル音楽院の古楽専門の研究所「スコラ・カントルム・バジリエンシス」でドミニク・ヴェラールにより設立されました。日本人の古楽ソプラノ佐藤裕希恵もメンバーとして参加しています。(輸入元情報)


【収録情報】
イザーク:6声のミサ曲『おお、いと聡明なる乙女』、聖母祭のため定旋律


● すべての者よ、主に向かいて喜ばん(ミサ『おお、いと聡明なる乙女』)
● めでたし、聖なる産みの母(入祭唱 定旋律)
● キリエ エレイソン(ミサ『おお、いと聡明なる乙女』)
● グローリア(ミサ『おお、いと聡明なる乙女』)
● 祝福され、尊ばれし聖母マリア(昇階唱 定旋律)
● ハレルヤ、御身が生まれてより(定旋律)
● エサイの枝は芽を出し(アレルヤ賛歌)
● セクエンツィア(定旋律)
● クレド(ミサ『おお、いと聡明なる乙女』)
● アヴェ・マリア(奉献唱 定旋律)
● 序誦(定旋律)
● サンクトゥス(ミサ『おお、いと聡明なる乙女』)
● アニュス・デイ(ミサ『おお、いと聡明なる乙女』)
● 祝せられたる御胎(聖体拝領唱 定旋律と4声のポリフォニー)

 アンサンブル・ジル・バンショワ
 ドミニク・ヴェラール(指揮、テノール)

 録音時期:2015年9月6-10日
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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フランドル楽派の作曲家の中で、イザークの...

投稿日:2022/05/10 (火)

フランドル楽派の作曲家の中で、イザークの音楽はメランコリックな要素の強い音楽で、つい聞き入ってしまう魅力がある。イザークのアルバムはジョスカンなどと比べると数が少ないのだが、このアルバムは演奏も非常に透明感のある優れたもので、愛聴盤である

OTTO さん | 東京都 | 不明

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