自由市場の終焉 国家資本主義とどう闘うか

イアン・ブレマー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532354640
ISBN 10 : 4532354641
フォーマット
発行年月
2011年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,266p

内容詳細

「国家の富」「国家による投資」「国家による所有」…。中国、ロシアに代表される国家資本主義が自由市場を脅かしている。「新しい冷戦」の幕開けか。気鋭の国際政治学者が、この新潮流の実態と対処法を解説。

【著者紹介】
イアン・ブレマー : ユーラシア・グループ社長。スタンフォード大学にて博士号(旧ソ連研究)、フーバー研究所のナショナル・フェローに最年少25歳で就任。コロンビア大学、東西研究所(East West Institute)、ローレンス・リバモア国立研究所を経て、ワールド・ポリシー研究所の上級研究員(現職)。2007年には、世界経済フォーラムの若手グローバル・リーダー(Young Global Leader)に選出される。1998年、28歳でニューヨークに調査研究・コンサルティング会社、ユーラシア・グループを設立

有賀裕子 : 翻訳家。東京都生まれ。東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクールで経営学修士(MBA)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • horihorio さん

    結論は賛否分かれるだろうが、この本1冊で、事実ベースでコンパクトに各国の現状を捉えられる情報源なので、価値はあると思う。日本語の新聞を数年読むよりパフォーマンスは良い筈。 なお有賀さんの訳は、いつものことながら最高。原典があたかも日本語だったかのよう。

  • shuhei0706@gmail.com さん

    国家資本主義が永続可能か。僕の論文テーマである。この本はいまいち経済面にのみ目を向けすぎであり、国家資本主義のもう一つの側面である政治体制の権威主義化に言及できていない。また、アメリカ人が書いた本であるために、アメリカマンセー感が否めない。 そういった点を抜きにすると国家資本主義というあいまいな体制について非常にまとまっているし、かたよったイデオロギーに傾倒していないので良書といえる。

  • Hidekazu Asai さん

    イアン・ブルマーの「自由市場の終焉」を読むと、実は、安倍晋三は中国、ロシアなどの国家資本主義を目指していることが、本には書かれていないが、誰でも気づくだろう。だが、日本政府は、安倍も含めて、「アメリカ」とのバランスを考えて、国家資本主義を徹底できず、経済がなにやらわけがわからなくなり、さらに財界の主張が硬直な経済政策を求めるので、まったく意味不明な「アベノミクス」なのだ。

  • サボテン さん

    少し前の本だがよくまとまってる。金融危機後、自由市場市場主義に疑いの目が強まり、保護主義や移民排斥など逆方向に触れやすくなる。この主張は確かに本が書かれて数年経った今、様々な面で現実化している。

  • キミ兄 さん

    新興国を国家資本主義としてくくったことは分かりやすいが、米国のハードパワー論は経済との関係が曖昧。経済畑というよりは外交畑の人。☆☆☆☆。

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