チェロ協奏曲、弦楽のための交響曲、他　Ｒ．ウォルフィッシュ、Ｎ．ウォード＆ノーザン室内管弦楽団、他

アーノルド：協奏曲集

映画音楽でも有名なマルコム・アーノルドは、もともとはトランペット奏者で、名門ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席を務めたこともあるほどの腕前でした。作曲家としても多くの作品を書き、変化に富んだ作風で聴き手を楽しませています。
　ここに収録された曲は、彼の活動の初期から後期までの長い時間に渡って書かれたものを選りすぐっており、彼が生涯を通じて、どんな音楽を書きたかったのかが理解できるかと思います。迫力たっぷりの音に聴き惚れていると、直後に軽くいなされるような、変幻自在の表情が魅力的なアーノルドの作品は、イギリス音楽好きだけでなく、もっと広く愛されるに値する名曲ぞろいです。（NAXOS）

【収録情報】
アーノルド：
1.　シェイクスピアのチェロ協奏曲Op.136（1988/2000年改訂版）
2.　フルートと弦楽のためのコンチェルティーノOp.19a（D.エリスによるフルート・ソナチネの編曲）（1948/2000年改訂版）
3.　リコーダーと弦楽四重奏のための幻想曲Op.140（1990/2001年改定版）
4.　サクソフォン協奏曲（D. エリスによるピアノ・ソナタの編曲）（1992/1994）
5.　弦楽のための交響曲Op.13（1946）

　ラファエル・ウォルフィッシュ（チェロ：1）
　エステル・インガム（フルート：2）
　ジョン・ターナー（リコーダー：3）
　カール・レーヴェン（アルト・サクソフォン：4）
　リチャード・ハワース指揮、マンチェスター・シンフォニア（2,3,4）
　ニコラス・ウォード指揮、ノーザン室内管弦楽団（1,5）

　録音方式：デジタル