アーネスト・ヘミングウェイ

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海流のなかの島々 下巻 新潮文庫 改版

アーネスト・ヘミングウェイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102100097
ISBN 10 : 4102100091
フォーマット
出版社
発行年月
2007年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,383p

内容詳細

幸福な画家であり、良い父だった男が、絵筆をなげうって、メキシコ湾流の黒い潮に船を駆り、死を賭して見えざる敵を追う。マングローヴの茂みをぬって展開される激しい銃撃戦。「真実の瞬間」、すなわち死を目前にして主人公が見上げる空の色。――死と隣接する生命の輝きを、雄大な海の叙事詩として描いた自伝的大作。『老人と海』は実はこの大作の副産物だった……。

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読書メーターレビュー

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  • ちびbookworm さん

    ★4.「キューバ」編(下):数年後の陸の上の酒場ので会話がメイン。少し単調。カクテルがマ・ジ・で美味そう!著者が大好きだったフローズンダイキリ。上巻から繰り返し出る、ココナッツウォーターを使った「グリーン・アイザック・スペシャル」(著者考案だとか)✨◆愛について考えさせられる。誰にも分かち合えない深い悲しみを理解しあえる人がいるということ。傍を離れても心の奥で愛し続ける人がいるということ。◆「洋上」編:追跡アクションもの。一番うまいと思う。大戦時、ドイツのUボートがキューバ海域に出現し、民間兵が追う。

  • Small World さん

    けっこう、ゆっくり読んだのですが、ビミニの章とはうってかわって悲しさと寂しさを感じる下巻でした。海流の中の島々は、時代の流れの中の人々のことを指してるようにも思えて味わい深かったです。後書きを読むと、「老人と海」は本書の最終章として構成されていたらしいのですが、そう思うと、サンチャゴのカジキとの戦いの意味が分かってくるような気もしますよね、そういう構成の作品も読んでみたかったです。さて、本書の主人公ハドソンはライオンの夢が見れたのでしょうか....

  • のりすけたろう さん

    はぁー。読み終わってしまった✨上巻とは、また違った感じでマッチョなヘミングウェイでした。でも、やっぱり所々に悲しみが漂っていて、胸が苦しくなるのは共通していました。最後もウルウルしてヤバかったです。他のヘミングウェイも読まなくちゃ💕

  • ウィズ さん

    「図書館本」後書きを書かれた方も仰られていますが、主人公の最期が著者自身の死を暗示しているかのようで、なんか不気味でした。

  • はな さん

    上巻と比べると本当に同じ作品かと思う程、随分と印象が大きく変わる。読み始めは時系列がよく分からず読みずらく、酒場での会話がひたすらだらだらと続く。ハドソンは二人の息子に続き長男までも亡くしてしまった。その無力感がひしひしと伝わってくるが長男と次男の回想は度々出てくるのにも関わらず、三男に関する記述が一つも出てこないのは何故なのだろう。海上で死を迎えるハドソンはとても穏やかで、息子たちのもとへ旅立つのを心待にしているようで切なくなった。

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