アーネスト・ヘミングウェイ

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海流のなかの島々 上巻 新潮文庫 改版

アーネスト・ヘミングウェイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102100080
ISBN 10 : 4102100083
フォーマット
出版社
発行年月
2007年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,367p

内容詳細

美しくも凶暴な南海の自然、風と波にさらわれた白い流木、巨魚と闘う少年、不毛の愛を酒と官能に溺れさせる男女――ここにはヘミングウェイ最高の自然描写があり、我々の知る作者のすべてに加えて、生前さまざまな伝説に覆われていた作者自身の心の秘密がさらけだされている。激烈な生を生き、激烈な死を選んだアメリカ文学の巨星が、自らの悲劇の軌跡を鮮明にしるす凄絶な遺著。

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読書メーターレビュー

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  • ちびbookworm さん

    ★4.半生を下敷きに描く生前未発表の長編。3つの独立した中編集とも言える。「ビミニ編」:南国で独り暮らすある画家が、3人の子供たち、旧友と過ごす一夏を描いた「ビミニ」編。◆静かなイントロ、躍動的で、圧倒の鮫との格闘、カジキ釣りが面白かった。木舟と釣り網の「老人と海」と比べ、本編は、リールやクルーズ船を駆使した現代的な釣りの格闘を楽しめる。イントロの自然描写が美しい。◆「キューバ」編(上):著者が飼っていた猫たちが実名で登場する。愛しきボイシーとの日常と出会いを描く。

  • Small World さん

    仕事がバタバタしていて読書時間が取れない日が続いていましたが、週末になってようやく夏の課題図書にしていた本書を手に取ることができました。「ビミニ」の章で描かれる自然の美しさ、怖さ、生命力に惹かれていたのに....父と子の楽園のような生活から一転する悲劇が辛すぎます。台風、地震と災害が続く中、無力さを感じながらの読書となりました。

  • らん さん

    主人公トマス・ハドソンはまるでヘミングウェイ自身のようで、ヘミングウェイの幸せと淋しさを眺めているような気持ちになりました。離れていた息子たちが来て自分の習慣が破られる心地よさ。愛する息子たちが近くにいても、精神的に遠ざかっているような寂しさ。幸せな時間に感じる僅かな淋しさですら思い返すと全てがかけがえのないもので、その光景が美しく、その対比のような終盤の淋しさと喪失に、何とも切なく苦しい気持ちに…。めかじきを釣る場面に「老人と海」を思い出すも、家族の連携プレー等があり読み応えがありました。

  • ぱせり さん

    海と酒が似合う男たちの日々がとてもいい。本当に美しい。美しいけど甘くない。上巻(第一部)だけですっかり堪能しつくしてしまったような気がして、先を読みたくなくなっちゃいました。もうちょっと余韻に浸っていたい・・・といいながら、やっぱり続きを読んでいる

  • のりすけたろう さん

    久々にヘミングウェイ💖まだ、上巻ですが、なんかだいぶ打ちのめされてる気がします(´;Д;`)あんなに楽しい釣りのエピソードの後の、サラッと悲劇。マジか!!?となり、私も少しやさぐれながら、キューバ章を読んだりしてました。下巻は、どうなることやら?

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