アーサー・c.ダントー

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芸術の終焉のあと 現代芸術と歴史の境界

アーサー・c.ダントー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883034178
ISBN 10 : 4883034178
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;22

内容詳細

巨匠のナラティヴによって芸術を定義しうる時代が終わったポスト・ヒストリカルな現代に可能な美術評論の原理とは?芸術の哲学的歴史観を踏まえ、「芸術とはなにか」を探究したダントーの予言的著作、ついに邦訳。

目次 : 序論―モダン、ポストモダン、コンテンポラリー/ 芸術の終焉のあとの三十年間/ 巨匠のナラティヴと評論の原理/ モダニズムと純粋芸術批判―クレメント・グリーンバーグの歴史像/ 美学から美術評論へ/ 絵画、そして歴史の境界―純粋なものの消滅/ ポップ・アートと過ぎ去った未来/ 絵画、政治、そしてポスト・ヒストリカルな芸術/ モノクローム芸術の歴史博物館/ 美術館と渇いた大衆/ 歴史のさまざまな様相―可能性と喜劇

【著者紹介】
アーサー・C.ダントー : 1924‐2013年。コロンビア大学名誉教授

山田忠彰 : 1951年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、日本女子大学教授。専攻は倫理学・美学。主な訳書に、クローチェ/パレイゾン『エステティカ―イタリアの美学』(編訳、ナカニシヤ出版、2005年、第15回ピーコ・デッラ・ミランドラ賞受賞)などがある

河合大介 : 1977年生まれ。成城大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。現在、東京文化財研究所客員研究員、成城大学文芸学部・日本大学理工学部非常勤講師。専攻は美学

原友昭 : 1976年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程後期単位取得満期退学。専攻はマイスター・エックハルトを中心としたドイツ神秘思想

粂和沙 : 1982年生まれ。日本女子大学大学院人間社会研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。現在、日本女子大学助教。専攻は西洋美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • kthyk さん

    個人のセカンドハウスを数多く設計していた、小さなアトリエにようやっと就職した時代、ポストモダニズム建築の「建築の多様性と対立」を読み大ショックだった。ダントーは同時代のナラティブな視覚芸術の終焉を書いている。つまり、テーマはその後の現代芸術は如何に。ヴァザーリー以来、模倣・表現と続いた近代芸術のあと、ポスト・ヒストリカルは有るのか、無いのか。正直、読み取れていないが、「芸術作品は意味するのではなく、存在するのでなければならない。」という最近の主張に対し、断固、それは不可能と書いているところに深く共感した。

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