アーサー・コナン・ドイル

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シャーロック・ホームズ最後の挨拶 シャーロック・ホームズ全集 8 河出文庫

アーサー・コナン・ドイル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309466187
ISBN 10 : 4309466184
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
558p;15

内容詳細

兄マイクロフトの依頼で盗まれた国家機密の行方をさぐる「ブルース‐パティントン設計図」、死病に冒されたというホームズが意外なる解決を導く「瀕死の探偵」、探偵業引退後のホームズを描いた「最後の挨拶」ほか、数奇な発端とあざやかな解決に満ちた第四短編集。コナン・ドイル円熟期の傑作群。

【著者紹介】
アーサー・コナン・ドイル : 1859‐1930年。医師・作家・心霊主義者。スコットランド生まれ。名探偵シャーロック・ホームズの生みの親。1887年に『緋色の習作』を発表して以来、約40年間にわたり60編の『ホームズ物語』を書く

小林司 : 1929年、青森県生まれ。医学博士、作家、シャーロッキアン。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(米国)、ロンドン・シャーロック・ホームズ会その他の会員。2010年没

東山あかね : 1947年、東京都生まれ。フォトジャーナリスト、シャーロッキアン。1977年、夫(小林司)と日本シャーロック・ホームズ・クラブを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うみ さん

    何回目かの再読(笑)。『SHERLOCK』シリーズのシーズン4の詳細が発表され、第二話『臥せる探偵』がおそらく原作『瀕死の探偵』にあたるのでは?と思い、もう一度読みたくなった次第。最初に読んだ時は、自分もワトソン同様、ホームズに騙されたな。この河出が出版したホームズシリーズは、「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」設立者の小林司・東山あかね夫婦が訳されたもので、前から読んでみたかったのでいい機会でした!注が詳細なのがありがたい。偕成社シリーズで揃えていたので、河出文庫を集め始めようと決心!

  • hydrangea さん

    子供の頃に読んでいた際には、「最後」のあとにも短編集があるなんて思わなかったのですよねw 「最後の挨拶」に代表されるように、第一次大戦の影がチラチラと漂い、「冒険」の頃の雰囲気とまた違う味を楽しめるのではないかと感じます。380頁位の本編に対して、170頁程もある注釈・解説の類というのは、相変わらず長さを感じますがw

  • プレイメーカー さん

    『最後の挨拶』とあるが最後の短編集ではない。どの短編も面白いが特に印象深いのが「悪魔の足」でホームズとワトスンが証拠を掴むために体を張って命を危険に晒すという、はたから見れば危険極まりないことに加え、友人の命さえも危険に晒すということなのだが、そこはワトスン、どんな時でもホームズと運命を共にする友情を見せてくれる。この二人の友情は唯一無二なんだなと感じた

  • roughfractus02 さん

    大英帝国は個室に海外からの物と人を出入りさせる。個室の犯罪では探偵はそれら出入の痕跡から仮説、演繹、帰納の推論で事件の瞬間を再現し、筆記者はその動機を付加する。が、暗号にはその解き方を握る何かが関わる。探偵が手こずるのは何かの命令で動くスパイだが、何かは個室の外にいてその痕跡を強調しつつ曖昧に留める。この場合、探偵の実験内容は過去を再現せず、何かの関与で不透明な未知の動きの予測へと変わる。死体を屋根に乗せて走る地下鉄の動きには、後に機械が行うシミュレーションが導入される。読者も探偵の最後の挨拶を予測する。

  • TomohikoYoshida さん

    どの話も、意外なトリックに翻弄されながら読んだ。「最後の挨拶」はホームズがサセックスに隠居した後、久々にワトスンとのコンビが復活した様子が書かれている。もうそろそろ、ホームズの完全な引退が近づいている。この全集も残すところ、「シャーロック・ホームズの事件簿」を残すのみ。残りの物語もじっくり楽しみたい。

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