ユドルフォ城の怪奇 下

アン・ラドクリフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861828591
ISBN 10 : 4861828597
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
576p;20

内容詳細

悪漢の魔の手を逃れ、故国フランスに辿り着いたエミリーは、かつて結婚を誓ったヴァランクールと痛切な再開を果たす。彼が犯した罪とはなにか―。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    エミリーの父親が死の病をおしてまで南仏に行きたがったのには理由があった。叔母に引き取られたエミリーがユドルフォ城に連れていかれ、さらに父親が亡くなった地に戻ってきたのは、すべて、それが宿命だったから。薄幸の美少女、恐ろしげな古城、そこで起きる怪異、宿命、とゴシックホラーの要素をてんこ盛りにして、でも波乱万丈ながら最後はハッピーエンドとなるラブロマンスもついている。出版当時は大ベストセラーとなったらしいが、あまりにもごちゃごちゃしすぎているし、なにより訳がひどい。

  • 星落秋風五丈原 さん

    【ガーディアン必読1000冊】ユドルフォ城では伯母マダム・シェロンが亡くなる。ところで彼女は想像力が豊かで、城に捕虜がいると聞けば愛しいヴァランクールの声を聴いたような気がして落ち着かない。まだ死んでもいない伯母が「死んじゃったのかも!」と赤毛のアンばりに想像力を逞しくして、悪い方へ悪い方へと自分を追い込んでいく。父親から「自制心を持つように」と言われた事は、あっさりリアルな世界では忘れられたようだ。そこへもってきて侍女が城にまつわる幽霊話を聞かせるものだから、想像力の暴走がどうにも止まらない。

  • のりまき さん

    とても面白かった。回りくどくて、曖昧な言い回し。ドロシー、アネット、おまえの話はいいから、早く本題に入っておくれ❗とそんな気持ちになるのもまた楽しい。あれはどうしたの?っていう謎も終盤きちんと解明されます。

  • ROOM 237 さん

    上巻から煙に巻かれた数々の謎や疑問点が下巻に入り更に追加で混迷を極め、メモと相関図を書きながら無事読了。国を跨いで次々お城と大自然の中を移動しまくる様子が最早、ご令嬢と行く16世紀ゴシックロードノヴェルの旅状態。パカラッ。胃潰瘍寸前の悲劇の連続をサバイヴする主人公エミリーの逞しさと慈善心が陽なら、陰は彼女を苦しめた者達の良心の呵責という生きながらの煉獄。信頼の回復という難しいミッションに挑む人、機密事項を速攻で漏らす侍女達、噂の独り歩きなどの人間味に溢れるゴシック作品で大満足でした。

  • さき さん

    ★5:なんとまぁ、これが1794年に刊行され、200年以上の時を経てやっとこさ邦訳されたとは驚いた‼️とにかくこの作品、自然描写(情景描写)が大変秀逸で、エミリー達の目線を通じ、大自然の素晴らしさを存分に堪能さしてもらった。ただ、時代物にありがちなオーバーな台詞まわしに、人物達がひっきりなしに泣きじゃくり失神する姿には、やや辟易とさせられた💦ま、これは古典モノによくある、私達現代人にはない感情表現なんかなー😅💦 しかしなんでこんなオモロイ作品、今まで日本で紹介されなかったんだろ❓🤔

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アン・ラドクリフ

1764年7月9日、ウィリアム・ウォードとアン・オーツ・ウォードの一人娘としてロンドンに生まれる。陶芸家ジョサイア・ウェッジウッドのパートナーとして有名なトマス・ベントリーに預けられて少女期を過ごす。ゴシック建築やピクチャレスクへの関心、詩人ジェイムズ・トムソンへの傾倒は、この母方の義理の叔父からの

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