アンリ・カルティエ・ブレッソン

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ポートレイト 内なる静寂 アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集

アンリ・カルティエ・ブレッソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000082204
ISBN 10 : 4000082205
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
追加情報
:
25cm,159p

内容詳細

写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンの傑作ポートレイト94点を集成。著名人から無名の人々まで、モデルが身構え、別の自分に変わる前の、その「内なる静寂」を一瞬にして捉える。トリプルトーン図版97点収録。

【著者紹介】
アンリ・カルティエ=ブレッソン : 1908年8月22日、フランス、セーヌ=エ=マルヌ県シャントルーに生まれる。1927‐28年絵画をアンドレ・ロートに師事。1935年ポール・ストランドの手引きで映画制作に携わる。1937年共和政スペインの医療機関のドキュメンタリー映画〈生命の勝利〉を撮影。ルイ・アラゴンの紹介で『Regards』誌に職を得、ジョージ6世の戴冠式など、多数のフォト・ルポルタージュを撮る。1944‐45年パリ解放を撮影するプロの撮影家集団に加わる。1947年ロバート・キャパ、デイヴィッド・シーモア(シム)、ウィリアム・ヴァンディヴァート、ジョージ・ロジャーらとともに写真家共同エージェント、マグナム・フォトを設立。1952年テリアード社で処女作“Images `a la sauvette(決定的瞬間)”を出版。2003年パリ、モンパルナスにアンリ・カルティエ=ブレッソン財団設立。2004年8月3日、モンジュスタンで死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コットン さん

    有名人を主としたブレッソンのポートレート集。アラン・ロブ=グリエの考え事をしている目とシモーヌ・ド・ボーヴォワールの確固たる目線が印象深い。それにしてもトルーマン・カポーティが若い。

  • 夜間飛行 さん

    カルティエ=ブレッソンは彼らを「蚊が刺すように」撮ったそうだ。なるほど写真家の眼差しはいともあっさり差し出され、被写体の人物に何も押しつけていない。それはあたかも眼差しを贈っているかのようだ。眼差しを贈られた彼らが何を見ているかは謎である。誰もその先にあるものを見る事はできない。見えるのは、眼差しを受け取りさらに別のものへと投げられた彼らの眼差しだけである。それは様々の固有な時の中にあって、様々の固有な場所へ逃げていこうとする。ともあれ、ここでは見る事が痛みではなく、内なる扉を開く鍵であるように思われる。

  • 市太郎 さん

    まだぱらぱらと一通りめくっただけだが、かなり心を奪われた。ただ人物の写真(それも結構高齢の人が多い)なのだが味があるというか、モノクロだからか? 詳しくないので何と言っていいのかわからないです。有名人ばかり撮っているが僕が知っている人はそんなに多くなかった。特に気に入ったのはフォークナーとカーソン・マッカラーズの64、65ページ。フォークナー(と傍らの犬)が良い。マッカラーズがぼやけているのは、わざとだと思うが、とても夢幻的で彼女の小説を読んでみたくなりました。図書館本だがこれは欲しいな。またじっくり。

  • 市太郎 さん

    彼の言う「内なる静寂」。それに同調する事が出来るのか? が、今回の主題。人の表情の無い表情を撮り被写体にポーズをとらせない一瞬をカメラに収めることで、人格を写そうとしたポートレート。どの顔も沈思黙考をしているように見え、撮られているという事を意識している者は少ない。いわば魂が別の場所にいき、脱け殻となったその人は、演じているいつもの自分とは違う表情を見せる。その一瞬の表情は陰鬱であり、怒りに満ちており、困惑しており、信頼しており...。じっくり観ていると透けてくるその静寂の世界は人それぞれ様々で面白い。

  • うた さん

    人物ポートレートは何よりその人らしい写真を撮れた時が楽しい。“らしさ”というのは雰囲気や仕草、表情がぴたりと現れた瞬間なのだと思う。このブレッソンの写真集、被写体の見事な顔ぶれは言うまでもないことだけれど、いくつか気に入ったものをあげておこう。ネルーダ、フォークナー、カミュ、グラック、ソンタグ、プレヴェール。

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