アンドレーイ・ニコラエヴィチ・コルモゴー

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確率論の基礎概念 ちくま学芸文庫

アンドレーイ・ニコラエヴィチ・コルモゴー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480093035
ISBN 10 : 4480093036
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
15cm,293p

内容詳細

確率論の公理化を行い、現代確率論の基礎を築いたコルモゴロフ最初の主著。1933年に初版が刊行されて以来、今日もなお確率論研究において絶大な意義と影響力を持ち続けている。コルモゴロフの高弟シリャーエフによる解説「確率論の成立史」、および『確率論の基礎概念』に先立ってコルモゴロフが1931年に発表した記念碑的論文「確率論における解析的方法について」を併録。全篇新訳。

目次 : 第1章 初等確率論/ 第2章 無限確率空間/ 第3章 確率変数/ 第4章 期待値/ 第5章 条件つき確率と条件つき期待値/ 第6章 独立性、大数の法則

【著者紹介】
A・N・コルモゴロフ : 1903‐1987年。ロシアの数学者。「確率論における解析的方法について」および著書『確率論の基礎概念』によって、現代的な確率論の基礎を確立。研究は確率論のほか実変数関数論、位相空間論、関数解析、情報理論、数学史など多岐にわたり、晩年に至るまで多様な業績を挙げ続けた

坂本實 : 1936年、高知県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。元専修大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #現状歌 ラプラスは知ってたけれど読んでなくコルモゴロフは名前も知らず。 #説明歌 ラプラスとコルモゴロフは文庫良し解析的な方法を識る

  • おわり さん

    後半はほとんど理解ができなかったのでもう一度読み直したい。

  • 葉 さん

    ロシアの数学者であるA.N.コロモゴロフの訳書である。サラッと書かれているので、いきなりマルコフ過程が出てきて謎に思う人もいるかもしれない。拡張された集合関数をもつボレル集合体は確率空間をなし、ボレル拡張空間というのは知らなかった。授業と進行の仕方が違うのでちぐはぐな感じがした。エルゴード原理の証明は覚えないといけない。

  • 嘉村 崇宏 さん

    測度とLebesgue積分の定義と性質、主要で基本的な定理の知識を持っているものに、確率論の基礎の概念と確率論の解析的な方法を、現代の確率論の父:コルモゴロフが説明したもの。途中にその弟子が描いた確率論の歴史も挟んである。測度とLebesgue積分、解析学の初歩的なところがわかっていれば難なく読める。

  • 2n2n さん

    数学の一分野としての確率論は(中略)公理化できるし、また、そうすべきである。この言葉が意味するのは、研究するべき要素とそれらの間の基本的な関係を明確にし、その関係が従うべき公理を明示し、それ以降の記述は、これらの要素や関係の日常的・具体的な意味づけとは関係なく、もっぱらこれらの公理にのみ基づくものにしなければならないということである。(中略)§1では確率空間を、ある条件を満足する集合族として定義する。この集合の要素が何を意味するかということは、確率論を純数学的に展開するためには重要ではない(p17)

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