アンドリュー・S・グローブ

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パラノイアだけが生き残る 時代の転換点をきみはどう見極め、乗り切るのか

アンドリュー・S・グローブ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822255343
ISBN 10 : 4822255344
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;20

内容詳細

産業を変え、企業をも飲み込んでしまう「戦略転換点」は必ずやってくる。これを見過ごしたら、企業にとっても、個人のキャリアにとっても命とりだ。バグで4億7500万ドルの損失計上、日本メーカーの攻勢で決断した主力メモリー事業からの撤退など、数々の修羅場を乗り越えたパラノイアである著者が、「戦略転換点」を見極め、予測不可能な世界でしぶとく生き残る方法を教える。

目次 : 第1章 何かが変わった―新しいルールが敷かれ、われわれは5億ドル近くの損失を被った/ 第2章 「10X」の変化―移行期のビジネスへの影響は深刻で、その畤のマネジメントいかんで企業の将来が決まる/ 第3章 コンピューター業界の変貌―コンピューティングの基盤だけでなく、競争の基盤も変化した/ 第4章 それは、どこにでも起こる戦略転換点は、IT業界特有の現象ではなく、誰の身にも降りかかる/ 第5章 われわれの手でやろうじゃないか?―メモリー事業の危機を克服し、われわれは戦略転換点の何たるかを学んだ/ 第6章 「シグナル」か、「ノイズ」か―シグナルを見分ける唯一の方法は、広く深く議論することである/ 第7章 カオスに支配させよう―解決は、実験から生まれる。殻を破ることから新たな発想が生まれる/ 第8章 カオスの手綱をとる―何を追求するかだけでなく、何を追求しないかを明確にすることが重要だ/ 第9章 インターネットはノイズか、シグナルか―数千億ドル規模の市場を左右するものは、それが何であろうと見逃せない/ 第10章 キャリア転換点―環境変化によるキャリア転換点は、人の資質にかかわらず、誰にでもやってくる

【著者紹介】
アンドリュー・S・グローブ : 元インテルコーポレーション会長兼CEO(最高経営責任者)。1936年、ハンガリーで生まれる。ニューヨーク市立大学を卒業、理学士(ケミカル・エンジニアリング)。1963年、カリフォルニア大学より博士号を取得。フェアチャイルド社研究所勤務を経て、1967年、同研究所アシスタント・ディレクター。1968年、故ロバート・ノイス博士およびゴードン・ムーア博士とインテルコーポレーション設立に参画。1975年、上席副社長に就任。1976年、COO(最高執行責任者)に、1979年、社長に就任

佐々木かをり : 通訳や翻訳を提供する株式会社ユニカルインターナショナル代表取締役社長、ダイバーシティコンサルティングの株式会社イー・ウーマン代表取締役社長。「国際女性ビジネス会議」実行委員長。また現在、上場企業等の社外取締役、博物館等の経営委員・理事、政府審議会委員等を務める。国内外で1500回以上の講演を行う。上智大学外国語学部卒業。米国エルマイラ大学より名誉博士号授与。「ニュースステーション」レポーター、「CBSドキュメント」アンカーなども歴任

小澤隆生 : 1995年に早稲田大学を卒業後、CSK(現SCSK)に入社。1999年eコマース事業を展開するビズシークを創業、2001年に楽天へ売却。以降、楽天オークション担当役員や楽天野球団の創設に従事。2006年楽天グループを退社し、スタートアップへの投資やコンサルティングを行う。2011年にクロコスを設立し取締役就任後、2012年にクロコスをヤフーに売却し、ヤフーグループの一員に。YJキャピタル代表取締役を経て2013年7月よりヤフー株式会社執行役員、ショッピングカンパニー長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まちゃ さん

    テクノロジーの進展、顧客の嗜好の変化、規制の変更などでビジネス環境が劇的に変化する「戦略転換点」。Intelの経営者として「戦略転換点」を乗り越えてきたアンドリュー・グローブ氏が教える、予測不可能な世界でしぶとく生き残るための方法。ビジネスと個人のキャリアについて示唆に富む一冊でした。原書は1999年、時代を超えた名著復刻版。

  • Willie the Wildcat さん

    パラノイアと10xの変化。鍵は「戦略転換点」。ビジネス、そしてキャリア。問題は気づき。同感、加えて判断・行動かな。前者はシグナルかノイズか、後者はリーダーシップ。そのリーダーシップに求められる3つの素養も、至極当然という感。”点と長い点”にも同感。点が線、面、立体となる。Six force model、懐かしいと思ったら、1996年出版の改訂版か。流石にInternetの件は陳腐化。興味深いのがWall Mart。今では逆の立場でAmazonと対峙。Goes around comes around!(笑)

  • Kiyoshi Utsugi さん

    1994年に起きたペンティアムの不具合問題を説明し、それがインテル、グローブにとっての一つの戦略転換点であったとしています。 戦略転換点は、インテルのような大企業だけではなくどんな企業にも、また個人のキャリアにおいても発生するものだとしています。 戦略転換点を見極めるには、心配しすぎる(常に危機感を持つ)ことが重要であるとしています。 個人のキャリアにおいては、キャリアの移行が必要な場合は新たに学ぶことも必要で、グローブ自身もソフトウェアについては、かなり力を入れて勉強したとのことです。

  • BAR PLAYLIFE さん

    2月からの部署異動を前に読了。第10章キャリア転換点にある“新しい世界”は三回も読んでしまった。過去を懐かしんで嘆いてはならない。新たな世界に馴染むことにすべてのエネルギーを注げ!、、、ん〜言われて背中が押された菅がある

  • Koichiro Minematsu さん

    本著は今の私にマッチしていた。引っ越しして新しい環境になっただけだが。じゃあ仕事は? インテルという流行りのコンピューター会社の成功事例でしょう、っと思って読み進めた。前半は。読み進めると、いや、違うな。もちろん、インターネットは便利だが「便利だよね」では済まない、誤解していた世界があった。第9章以降だけでも是非とも読んで欲しい。会社勤めであろうが、起業家であろうが、これから何か仕事を見つける人にも。仕事でのやりがいを見つけたい人には。新しい世界での未来を手にする人への強いメッセージがあります。  

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