アントニイ・バウチャー

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密室の魔術師 ナイン・タイムズ・ナインの呪い 扶桑社ミステリー

アントニイ・バウチャー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594093068
ISBN 10 : 459409306X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
421p;16

内容詳細

名だたる作家批評家による密室ミステリーのオールタイム・ベストで9位となった歴史的名作!邪教集団の研究者が、室内で執筆中に、謎の教祖から襲われるのが窓から目撃された。関係者が駆けつけようとしたが、戸口は2つとも密閉されている。窓から再確認したところ、犯人の姿は消え、被害者の無惨な遺体が残されていた…書評家としても名高いバウチャーが、ジョン・ディクスン・カーに捧げた密室!カーの密室講義でも解けない不可能犯罪の真相とは?

【著者紹介】
アントニイ・バウチャー : H・H・ホームズ。1921‐1968。本名ウィリアム・アントニイ・パーカー・ホワイト。米カリフォルニア州に生まれ、ミステリー、SF、ホラーといったジャンルで執筆。雑誌編集者としても活躍し、書評家としても名声を得るほか、ラジオやTVでも脚本を執筆した。彼に敬意を表して、ミステリー界の世界大会は「バウチャーコン」と呼ばれる

高橋泰邦 : 1925‐2015。小説家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • cinos さん

    探偵役に一番驚きました。カーの密室講義を取り入れながら新しい密室トリックを見せてくれます。カーらしいロマンスも入っています。訳でちょっと?なところがありました。奇想天外な本棚版も買いましたよ

  • yukaring さん

    これぞTHE密室ミステリ❗️「密室ミステリーのオールタイム・ベスト」にランクインしたという歴史的名作。邪教の教祖が唱える「ナイン・タイムズ・ナイン」の呪いに完全無欠の密室に残された無惨な死体、目撃された直後に密室から煙のように消え失せる謎の人物。果たして呪いによる殺人なのか?カーを彷彿させる派手な舞台装置に個性的な登場人物たち。クセの強い家族たちや作家志望者、切れ者警部などあまたの探偵候補が不可能犯罪に首をひねる中、真の名探偵として意外な人物が登場、アクロバティックなトリックも含めてすごく楽しめた。

  • だるま さん

    先頃出た『九人の偽聖者の密室』の文庫版。出版社も訳者も異なっていて、著者の表記も(同一人物だけど)違うので、知らずに両方買ってしまった人はいませんかね? 単行本と文庫が、新訳と旧訳の差こそあれ、別の出版社から何故ほぼ同時期に出たのかは理解不能。山口雅也氏も言及していないと思う。まあ、それは置いといて、読み比べてみたけど、やはりこの旧訳の方が読み難いな。こっちは更に解説に江戸川乱歩と都筑道夫が名を連ねていて、いつの時代だよと思ってしまった(^-^)。作品のレビューは『九人の・・・』と一緒なので省略します。

  • Inzaghico さん

    主人公の作家志望の青年と、被害者の娘の初々しい恋物語(娘のほうはティーンエイジャーですでに婚約者がいる! 時代だなあ)が楽しい。名家、というのが幅を利かせていた時代である。そして主人公は強い。強い男に女は惹かれるものだ。レストランでの大喧嘩から路地や店先を抜けて逃げてゆく二人は絵になる。個人的には謎解きよりもおとぎ話のような二人の恋物語が楽しかった。

  • UPMR さん

    新訳版となぜかほぼ同時期に復刊した旧訳版。文庫だからこっちのほうが安いが訳文は硬い。カーを意識した一冊で、怪奇趣味+不可能犯罪という本格ミステリでは鉄板の構成。主人公がハリガン家に関わる冒頭のスピーディーな展開は実際カーっぽい。雰囲気的にはもう少し恐ろしい感じにしてほしかったが怪しい宗教者の予言による密室殺人という道具立ては興をさかす。そのトリックがカーの密室講義を引き合いに出しておきながら可もなく不可もなくなのはまあ良いとして、細かい謎めかしが本筋から外れすぎていたのはやや興醒め。動機も無理ある気が。

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アントニイ・バウチャー

H・H・ホームズ。1921‐1968。本名ウィリアム・アントニイ・パーカー・ホワイト。米カリフォルニア州に生まれ、ミステリー、SF、ホラーといったジャンルで執筆。雑誌編集者としても活躍し、書評家としても名声を得るほか、ラジオやTVでも脚本を執筆した。彼に敬意を表して、ミステリー界の世界大会は「バウチ

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