アンタイル、ジョージ(1900-1959) レビュー一覧
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投稿日:2021/10/21
ナクソスが発売するアメリカン・クラシックスシリーズの一枚です。 このCDはジョージ・アンタイルの作品から交響曲第4番と、交響曲第6番、演奏会用序曲『マッコンキーズ・フェリー』を収録した内容。 演奏はテオドレ・クチャル指揮、ウクライナ国立交響楽団である。 活動初期は前衛芸術の作曲家として知られたアンタイルも、後期になると保守的な作風となったとの事で、この盤に収録された作品はいずれも後期の聴きやすい作風に転向後のもの。 曲は様々なスタイルに、ショスタコーヴィッチの影響を受けたものと言える。 序曲や第4交響曲は特に躊躇だ。 一方で第6番ではかつての前衛を思い出したかの様な所もある。 良くも悪くも多様性に富むがこれぞアンタイルというような個性が薄いのがアンタイルという作曲家なのだろう。 クチャルはアメリカン・クラシックスシリーズに幾つか録音があり、これもその一つだが、オケをピシッとコントロールし、真摯に演奏していて好感が持てる。 録音は少し細いが、この年代のナクソス録音では良くあった音質だ。
レインボー さん
投稿日:2017/11/22
『バレエ・メカニック』はストラヴィンスキイの『結婚』を連想させる。 また、『5つの楽器のための交響曲』や『室内管弦楽のためのコンサート』にもストラヴィンスキイの影響が強く感じられる。 一方、『弦楽のためのセレナード第1番』は『バレエ・メカニック』と同じ作曲家とは思えないほど、派手さのない禁欲的な感じの作品だ。 アンタイルの作品には一部、黒人霊歌やジャズのような要素が入っているようだ。
ユローヂィヴィ さん
投稿日:2014/05/24
若いころ悪童と言われたアンタイルの問題作「バレエ・メカニック」のCDですが、1953年の改訂版なのでちょっと雰囲気が違って聞こえます。1924年に作られた原典版は倍ぐらい長く30分位かかります。曲の最初の方からサイレンが鳴り渡り実に賑やかで全部通して聞くとさすがに飽きますが、それでもやはり原典版で聞くほうが悪童がやりたい放題やったという感じがして面白いと思います。残念ながらこのCDの演奏は少し整理され過ぎて、ハチャメチャさが足りないように感じました。アンタイルが作風を変えてから書かれた残りの作品は、ごく普通の響きがする曲なので、あまり期待しない方が無難です。最後に一言、このCDのジャケットの絵はとても気に入ってます。
マッドハッター さん
投稿日:2009/10/03
曲目が全く違っているので、書いておきます。 1.花火と世俗的なワルツ(3曲)、2.黄金の鳥、3.ソナタ第2番「エアプレーン」、4.ソナタ第4番「ジャズソナタ」、5.メカニズム、6.ソナタ第3番「機械の死」、7.(小さな)シミ―、8.野蛮なソナタ、9.ソナタ第5番、10.ラジオのためのソナティナ、11.ソナティナ1932年 アンタイルの機械主義時代のピアノ作品が網羅されています。当時ストラヴィンスキーの次に頭角をあらわすと言われていたアンタイルの急進的な作風をこのCDでうかがい知ることができます。 余談ですが、彼の代表作「バレエ・メカニック」のDVDが出ているらしいので、HMVさんでも扱って欲しいです。
opkectp さん
投稿日:2006/03/22
'24年発表。「バレエ・メカニック」はフェルナン・レジェの実験映画のために書かれた30分以上の大作で、2台の自動演奏ピアノとパーカッション、飛行機のプロペラやベル、サイレンなどを使った、スリリングな不協和音。昨今のインダストリアル・ミュージックの祖の一つといわれている。
春るるる、咲ららら。 さん
投稿日:2003/12/18
98年5月デジタル録音。アメリカの作曲家、アンタイル(1900-1959)のピアノ作品集。ジャズ・ソナタ(1922)、ソナティナ(1922)、百頭女(1932/33)を収録。アンタイルというと「バレエ・メカニック」で有名らしいが、このピアノ作品集も歯切れが良くてなかなかの出来。
廉価盤しか買わない男 さん
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ありがとうございました
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