『ユダヤの女』抜粋　アントニオ・デ・アルメイダ&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、マーティナ・アーロヨ、リチャード・タッカー、他(1974　ステレオ)

アレヴィ:『ユダヤの女』ハイライト
リチャード・タッカー、マーティナ・アーロヨ
アントニオ・デ・アルメイダ&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

グランド・オペラ『ユダヤの女』はアレヴィの代表作で、あのマーラーも「これまでに作曲された最もすばらしいオペラのひとつ」と評価した作品です。内容は、15世紀のユダヤ教徒とキリスト教徒の確執の物語ですが、付された音楽はとても抒情的で美しいものです。1835年に初演された後も20世紀までは人気が衰えることはなく、1919年には当時の花形テノール、カルーソーがメトで歌い、一層の人気を博しました。しかしスタジオ録音はこの1974年のこのアルメイダ盤まで現れることがありませんでした。抜粋版とはいえ、アルメイダの溌剌とした指揮に加え、タッカーやアーロヨの堂々とした歌と、アンナ・モッフォの可憐な声が聴きものです。
　初CD化、オリジナル・マスターテープよりリマスター。ブックレットは簡単なあらすじのみで(欧文)、歌詞・対訳は付いておりません。(輸入元情報)

【収録情報】
● アレヴィ:歌劇『ユダヤの女』ハイライト

　リチャード・タッカー(テノール)
　マーティナ・アーロヨ(ソプラノ)
　アンナ・モッフォ(ソプラノ)、他
　アンブロジアン・オペラ・コーラス
　ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
　アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)

　録音時期:1974年3月
　録音場所:ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール
　録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)