アルブレヒツベルガー(1736-1809)

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CD 輸入盤

口琴のための協奏曲、ディヴェルティメント、他 コワン&アンサンブル・バロック・ド・リモージュ、パウルス、モザイク四重奏団

アルブレヒツベルガー(1736-1809)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LC08
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

びよよよよ〜ん!
ベートーヴェンの師、
アルブレヒツベルガーの口琴のための協奏曲!
ORFの爆笑名盤「口琴協奏曲集」に続くアルビン・パウルスの快演!


コワン率いるLABORIEレーベルの最新盤は、「ベートーヴェンの師」として歴史に名を残しているアルブレヒツベルガー作品集。古典派時代を中心に、あまり光のあてられることのない作曲家や作品を取り上げているLABORIEレーベルが、「作品の評価はいまひとつ」とされがちなアルブレヒツベルガーの作品たちの大名演を展開しています。
 注目なのが1曲目の『口琴のための協奏曲』。アンサンブルの典雅な弦楽器の序奏につづき口琴がおもむろに「びよよよよ〜ん」と登場するのがなんともいえずユーモラスですが、次第にとんでもない超絶技巧が展開されていることに気づかされ、ただただ圧倒されてしまいます。この『口琴のための協奏曲』は、口琴の名手で皇帝が教会を訪れた時にも演奏する栄誉にあずかった僧侶のブルーノ・グラッツルのために書いたもの。これだけの作品を書いたとは、相当な名手だったのでしょう。ここで演奏しているアルビン・パウルスはオーストリアにルーツをもつドイツ人。クラリネットから音楽を学び始め、間もなく口琴の勉強を始めました。幼いころはヨーデルの名手でもあった彼ならではの、歌心とテクニックの絶妙なブレンド具合が大変見事です!
 アルブレヒツベルガーは、ハイドンに「今日ウィーンにおけるすべての巨匠のなかで最良の教師」と言わしめ、ハイドンが、ベートーヴェンをアルブレヒツベルガーに弟子入りさせました(1794〜95年の間)。モーツァルトも、シュテファン大聖堂のオルガニストをつとめていたアルブレヒツベルガーの演奏を聴いて、彼の演奏が他の演奏家の評価をする基準となりうると、コンスタンツェへの手紙の中で言っています(ちなみに、このCDのタイトルの「天と地の間で」は、このシュテファン大聖堂のオルガンの音域のことをさしています。)。また、アルブレヒツベルガーは、バッハの平均律クラヴィーア曲集のフーガのほとんどの写譜や、北ドイツのその他の重要な作品の楽譜を保持し、それらを弟子たちに伝えることで、古典派の形成に非常に大きな貢献を果たしたといえるでしょう。自身多くの作品(284の教会音楽、278の鍵盤曲、193曲以上の器楽曲)を残していますが、彼の作品の評価は歴史に埋もれがちでした。コワンのおかげで、とびきりの名演奏がここに誕生したといえるでしょう!(キングインターナショナル)

【収録情報】
「Entre ciel et terre(天と地のあいだに)〜アルブレヒツベルガー:器楽作品集」
・口琴、ヴィオラ・ダ・ガンバと弦のための協奏曲ホ長調 (1771)
・3声のディヴェルティメント ヘ長調〜ピッコロ・ヴァイオリン、ヴァイオリン、ヴィオール
・ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのソナタ ハ短調 op.11-1 (1794)
・3声のディヴェルティメント へ長調〜ヴィオラ、チェロとヴァイオリンのための
・2つのヴァイオリン、2つのヴィオール、2つのチェロ(ヴィオローネ)のためのソナタ ニ短調
・ヴィオラ・ダモーレ、フルート、ヴィオローネのためのパルティータ ニ長調 (1773)
・2つの声部のためのソナタ第2番ト長調 (1799)

 アルビン・パウルス(口琴)
 モザイク四重奏団
 アンサンブル・バロック・ド・リモージュ
 クリストフ・コワン(指揮、チェロ)

 録音時期:2009年9月、11月
 録音場所:ウィーン美術史美術館 パリ、サン=ルイ聖堂
 録音方式:デジタル(セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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