アルフォンソ10世(1221-1284)

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CD

『聖母マリアのカンティガ集』より ブラジコヴァー、カバートコヴァー、ユーベルラッカー、M.ノヴァーク(日本語解説付)

アルフォンソ10世(1221-1284)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LPH017
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

アルフォンソ10世:『聖母マリアのカンティガ集』より
日本語解説付き

ヘレヴェッヘ主宰レーベル「Phi」に、凄腕古楽陣が結集!
静謐な中世音紀行、絶品!

中世音楽といっても世界が広大すぎてとっつきにくい、という方にもおすすめ、中世音楽なら片っ端から音盤収集する、という人にも文句なく推薦できる、そんなアルバムが、古楽合唱の世界から稀代の名指揮者になった異才フィリップ・ヘレヴェッヘの自主制作レーベル「Phi」から登場します。文句なしの『レコ芸』特選盤が相次ぐ同レーベルの看板を背負うだけある4人は、これまでにもラルペッジャータやバッハ・コレギウム・ジャパンの比類ない名演の中軸を担ってきた古楽歌手・古楽器奏者たち。
 テーマは、中世スペインの王アルフォンソ10世が、吟遊詩人の恋愛歌を「聖母マリアに捧げる歌」として綴った有名な歌集『聖母マリアのカンティガ集』から厳選された物語歌。ゴシックハープやダルシマー、プサルテリウム(弦を叩いて音を出す、神秘的な美音がたまらない中世楽器)の伴奏で、清らかな古楽歌唱(ソプラノひとりか、二重唱か)で歌いこなされる神秘的な歌の数々は、ひとたびCDをかけた瞬間から虜になってしまうこと間違いなしの美しさ。
 解説も充実(訳付)、中世音楽の魔法のような音世界に踏み込むのに、名匠ヘレヴェッヘのお墨付きは確かな安心の証になるといってよいでしょう。(Mercury)

【収録情報】
アルフォンソ10世:『聖母マリアのカンティガ集』より


● 第340歌『聖母よ、栄光の母よ』
● 第1歌『今日この日から、わたしの歌を』
● 第76歌『おとめマリアの姿を汚す者は』
● 第18歌『ヴェールを編み上げる絹糸のごとき詩句』(器楽)
● 第60歌『アヴェとエヴァでは大きく違う』
● 第320歌『聖母マリアさまがくださったのは』
● 第160歌『誉れたかき夫人を讃えたくば』
● 第105歌『アラスのおとめ』
● 第10歌『妊娠してしまった女子修道院長』(器楽)
● 第7歌『聖母マリアさまを愛さなくてはならぬ』
● 第383歌『溺れかけて救われた巡礼の婦人』
● 第85歌『盗賊たちから救われたユダヤ人』(器楽)
● 第281歌『悪魔の召使いになった騎士』
● 第127歌『母親を蹴った若者』(器楽)
● 第213歌『無実で許された罪なき男』
● 第380歌『遅れをとらず、まごつかず』
● 第295歌『何人かの修道女の前に現れた聖母マリア』(器楽)
● 第10歌『妊娠してしまった女子修道院長』
● 第166歌『脚が治ったサラスの男』

 ハナ・ブラジコヴァー(ソプラノ、ゴシックハープ、ルネサンスハープ)
 バルボラ・カバートコヴァー(ソプラノ、ゴシックハープ、プサルテリウム)
 マルギット・ユーベルラッカー(ダルシマー)
 マルティン・ノヴァーク(打楽器)

 録音方式:ステレオ(デジタル)

内容詳細

13世紀のカスティーリャ王、アルフォンソ10世によって編纂された400曲余からなるカンティガ集は中世歌謡の宝庫であり、第一級の資料だ。マリアの奇譚や賛歌であるが吟遊詩人たちによる世俗曲でもあり、その詩も音楽も多様で生き生きとしている。演奏も素晴らしく、名盤がまた一つ増えた。★(T)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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雑誌の紹介記事にひかれて購入したが大当た...

投稿日:2015/10/08 (木)

雑誌の紹介記事にひかれて購入したが大当たり。四人の妙なる合奏にHanaのクリスタルボイスが心地よく響いて実に楽しい。HanaがStillknoxでベースを弾いているのをいぶかしむ向きもあるが、変わったのは道具立てで、四、五人のアンサンブルを楽しむヨーロッパの伝統がよくわかる。

doghkikuo さん | 所在地 | 不明

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