アルチョーモフ:オリュンポスへの道
注目のロシア人作曲家アルチョーモフの作品集。DIVINE ARTレーベルでは9枚のアルバム・リリースを予定しており、こちらは4枚目にあたります。タイトルにもなっている交響曲『オリュンポスへの道』は以前、他のレーベルからリリースされていたこともある人気作品。ロシア音楽の伝統にマーラー、オネゲル、メシアンの色彩を加味したとされるアルチョーモフらしい大作で、冒頭の神秘的な混沌の響きから、少しずつ音が立ち上がっていくところが聴きどころです。『ソネットへの前奏曲』はアルチョーモフ唯一のピアノ作品。鬼才バタコフが演奏を担当しています。ロジェストヴェンスキーの指揮による『13の協奏曲』も完成度の高い作品です。(輸入元情報)
【収録情報】
アルチョーモフ:
1. 交響曲『オリュンポスへの道』(単一楽章)
2. グリアン讃歌
3. ソネットへの前奏曲
4. 13の協奏曲
ティムール・ミンバイエフ指揮、ロシア国立交響楽団(1)
イェフゲニー・スミルノフ、タティアナ・グリンデンコ、イェレナ・アドジェモーヴァ(ヴァイオリン:2)
アカデミック・シンフォニー・オーケストラ・オブ・モスクワ・フィルハーモニー(2)
ドミトリー・キタエンコ(指揮:2)
アントン・バタゴフ(ピアノ:3)
ピョートル・メシャニノフ(ピアノ:4)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ロシア国立交響楽団のソリストたち(4)
録音:1986年(1)、1987年(2)、1990年(3)、1997年(4) モスクワ