アルゲリッチ、マルタ(1941-)

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CD

アルゲリッチ・ライヴ・イン・東京 2000

アルゲリッチ、マルタ(1941-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KJ26002
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


アルゲリッチ・ライヴ・イン・東京2000
ミケランジェリに捧げた伝説の公演
バッハ、ショパン、スカルラッティ、プロコフィエフ、ラヴェル


近年はソロ・リサイタルを滅多におこなわなくなったアルゲリッチですが、東日本震災復興チャリティCDの第2弾ということで、かつてのライヴ録音のリリースにも賛同、貴重なソロ録音がリリースされることとなりました。

【二人の恩師の死】
2000年2月、5年前に亡くなった恩師ミケランジェリ[1920-1995]に捧げるためにおこなわれるはずだった東京でのリサイタルが、2000年1月末に急逝した恩師グルダ[1930-2000]の葬儀のためにキャンセルとなってしまい、仕切り直しとなって開催されたのが11月16日にすみだトリフォニーホールでおこなわれたコンサートです(ちなみにアルゲリッチは2005年に「グルダを楽しく想い出す会」として東京でコンサートをおこなっています)。

【非売品だった稀少CDをチャリティCDとして復活】
そのコンサートでの演奏は、アルゲリッチの思いのこもった素晴らしいものだっただけに、チケットがとれなかった人々を筆頭に、ライヴ録音をぜひ聴いてみたいという声も非常に強く、当時、ごく僅かながら非売品CDとして供給されたほどでしたが、今回は、東日本震災復興チャリティ企画ということで、一般発売されることとなったのは大いに歓迎されるところです。

【リマスター】
今回の一般発売にあたって、音質をさらに向上させるべく、当時の録音技師である櫻井卓氏自身がリマスタリングをおこない、実演におけるアルゲリッチのピアノの輝きや深みを十分に表現することに成功しているのも朗報です。限定盤につきお早めにどうぞ。(HMV)

【収録情報】
・J.S.バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
・ショパン:マズルカ第40番 ヘ短調 op.63-2
・ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 op.39
・スカルラッティ:ソナタ ニ短調 L.422
・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83『戦争ソナタ』
・ラヴェル:『水の戯れ』

 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

 録音時期:2000年11月16日
 録音場所:東京、すみだトリフォニーホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

【東日本震災復興支援CD】
このCDの利益はすべてアーティスト本人の意向により、楽器や楽譜を津波によって流された被災地の復興支援のために寄付されます。また、アーティストは録音印税を放棄します。なお本年5月に発売されたマルタ・アルゲリッチの東日本震災復興支援CDは既に第一回分として、公益社団法人企業メセナ協議会によるGBFundに寄付されました。

総合評価

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まさかこのタイミングでリリースされるとは...

投稿日:2012/10/22 (月)

まさかこのタイミングでリリースされるとは思ってもみなかったので本当に嬉しいです。前回リリース(と言うより配布された)盤よりも音質が良くなっています。一部完全燃焼しきっていないように感じる時があります。やはりソロ・リサイタルはしたくないのかな?

Marthy さん | POLAND | 不明

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この2000年の演奏会を実際に聴いた者だが、...

投稿日:2012/05/21 (月)

この2000年の演奏会を実際に聴いた者だが、実に懐かしい。あまりソロリサイタルをしなくなった時期のもので、曲目は既にCD化されたものが多かったとはいえ、アルゲリッチらしいものばかりで、輝く音色と女豹のような荒々しく駆け抜ける演奏は忘れがたい一夜となった。チケットが手に入ったのが奇跡のように思える。特に後半のプロコフィエフには興奮させられ、演奏会後、演奏を反芻しながら高揚感を抱いたまま錦糸町の駅に向かったのを覚えている。当然、当夜は興奮で眠れなかった。アルゲリッチのソロライヴはコンセルトヘボウでのものなどが有名だが、比較的最近のものならばこれを一押しにしたい。この録音は翌年か翌々年に招聘元の音楽マネージメント会社が一部のチケット購入者に特典として限定配布したものを既に持っているが、大震災という忌むべき不幸な出来事がきっかけとはいえ、多くのファンが耳にする機会になったという点では歓迎すべきだろう。被災者支援にもつながるだろうから、皆様には一度聴いてみることを勧めたい。

eroicka さん | 不明 | 不明

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11年ぶりに聴いて「ああ、こんなだったなぁ...

投稿日:2011/12/21 (水)

11年ぶりに聴いて「ああ、こんなだったなぁ」と懐かしく思い出に浸ることができました。ショパン「スケルツォ第3番」の勢いあまるちょっと危うい演奏、バッハ「パルティータ第2番」のすみずみまで完全に掌握しきっている完璧な演奏、ラヴェル「水の戯れ」の閃きに満ちたチャーミングな演奏、プロコフィエフ「戦争ソナタ」の鬼気迫る圧倒的な演奏、どれもこれもアルゲリッチなのだなぁと思います。僕にとっては貴重な記録です。

☆の降るまち さん | 東京都 | 不明

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アルゲリッチ、マルタ(1941-)

1941年6月5日アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。幼い頃から生地でデ・クッスロフ、ヴィチェンテ・スカラムッツァに師事しています(ゲルバーの師でもある名教師スカラムッツァについては、アルゲリッチ本人も「メソード重視で退屈だったが、基礎形成には重要だった」述懐しています)。1949年、ブエノスアイレスの

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