アルゲリッチ、マルタ(1941-)

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【中古:盤質AB】 マルタ・アルゲリッチ/ザ・コレクション 3 室内アンサンブル録音集(6CD)

アルゲリッチ、マルタ(1941-)

中古情報

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AB
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6CDカートンBOXセット、DISC(2894778570)キズ大、BOXすれ
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基本情報

ジャンル
カタログNo
4778847
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

マルタ・アルゲリッチ/ザ・コレクション 3
アルゲリッチと名手たちの共演〜DG室内アンサンブル録音集


ドイツ・グラモフォンでアルゲリッチが制作したアルバムをコレクションするシリーズの第3弾は室内アンサンブル編。
 近年のアルゲリッチは、親しい音楽家たちとの演奏を活動の中心に据え、室内楽やピアノ・デュオで感興豊かな音楽をつくりあげてきました。
 盟友クレーメル、マイスキー、フレイレとの濃密な共演のほか、チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルで名物ティンパニストとして知られたザードロとグッガイスとのバルトークなども含む多彩な内容は、アルゲリッチの音楽性の幅広さを如実に示すものです。
 参考までに、各ディスクの元のアルバムのジャケット画像を表示しておきます。(HMV)

【収録情報】


CD1
ラフマニノフ:交響的舞曲、チャイコフスキー:くるみ割り人形
アルゲリッチ、エコノム


ラフマニノフの『交響的舞曲(シンフォニック・ダンス)』2台ピアノ版は、ラフマニノフとホロヴィッツによって初演されたという名技的作品。終盤ではグレゴリオ聖歌『怒りの日』が効果的に使用され、幻想的な世界を築き上げています。アルゲリッチとエコノムによる演奏は、リズムの切れ味も鋭く迫力も十分。8年後のラビノヴィチ盤との比較も興味深いところです。
 組み合わせの『くるみ割り人形』組曲は、ニコラス・エコノムの編曲によるもの。エコノムはキプロス出身でモスクワ音楽院に学び、ドイツで活躍していたピアニストですが、1993年、40歳の若さで交通事故で亡くなってしまいます。アルゲリッチとの共演によるこの『くるみ割り人形』は、エコノムの才能を偲ぶ最良の遺産と呼べるものではないでしょうか。

【収録情報】
・ラフマニノフ:『交響的舞曲』Op.45
・チャイコフスキー(エコノム編):『くるみ割り人形』組曲 Op.71a

 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 ニコラス・エコノム(ピアノ)

 録音時期:1983年3月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:デジタル(セッション)
CD2
バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ、ラヴェル:スペイン狂詩曲、マ・メール・ロワ
アルゲリッチ、フレイレ、ザードロ、グッガイス


チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルで名物ティンパニストとして知られたペーター・ザードロが繊細な編曲を施したラヴェルの『マ・メール・ロワ』と『スペイン狂詩曲』に、バルトークのソナタを組み合わせたアルバム。
 演奏はアルゲリッチと盟友フレイレ、そしてザードロとミュンヘン・フィルの同僚だったグッガイスの4人によるもので、繊細で色彩豊かな表現から、ダイナミックな大迫力表現まで、敢えてパーカッションを加えた編曲で演奏する意味も良くわかる面白い内容となっています。

【収録情報】
・バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110
・ラヴェル(ザードロ編):スペイン狂詩曲
・ラヴェル(ザードロ編):マ・メール・ロワ

 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 ネルソン・フレイレ(ピアノ)
 ペーター・ザードロ(パーカッション)
 エトガー・グッガイス(パーカッション)

 録音時期:1993年2月
 録音場所:コンセルトヘボウ、ニーメヘン、オランダ
 録音方式:デジタル(セッション)
CD3
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番、チャイコフスキー『ある偉大な芸術家の想い出のために』
アルゲリッチ、クレーメル、マイスキー


ロシア/ソ連の追悼室内楽作品の組み合わせ。メインのチャイコフスキーは、友人の作曲家でピアニストのニコライ・ルビンシテインの死を悼んで書かれたもので、感傷的で美しい旋律によってよく知られています。
 ショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第2番は、音楽学者でショスタコーヴィチの理解者だったイワン・ソレルチンスキーの死を悼んで書かれたもので、こちらはヴァイオリンとチェロの音高逆転や、チェロのハーモニクスのほか、弦楽四重奏曲第8番との共通素材などが印象的な作品。  アルゲリッチ、クレーメル、マイスキーの3人は、気心の知れたメンバーだけあって、個性がぶつかり合う中にも曲自体の美しさを損なわない高次元なアンサンブルを展開、期待に違わぬ快演となっています。

【収録情報】
・ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
・チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50『ある偉大な芸術家の想い出のために』
・キーゼフェッター:タンゴ・パセティック

 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
 ミッシャ・マイスキー(チェロ)

 録音時期:1998年5月
 録音場所:東京、トリフォニー・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)
CD4
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番、シューマン:幻想小曲集
アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキー


2001年ヴェルビエ音楽祭でのセンセーショナルな成功を受けて制作されたアルバム。この時の演奏は「記録に残すべきだと感じた」とマイスキー自身が後にふり返るほどの出来映えだったとか。その後スタジオ録音された当盤では、さらに入念な仕上げが施され、彼らの代表作というにふさわしいものとなっています。
 アルゲリッチ、クレーメル、バシュメット、マイスキーの4人が音楽的会話を親密に楽しみながらも、クライマックスでは高度な技巧を駆使して圧倒的な演奏を聴かせるという表現の深さと激しさは、室内楽を聴く醍醐味を実感させる素晴らしいものです。
 2003年度レコード・アカデミー大賞銀賞&室内楽部門受賞。

【収録情報】
・ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番ト短調Op.25
・シューマン:幻想小曲集Op.88

 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
 ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
 ミッシャ・マイスキー(チェロ)

 録音時期:2002年2月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・シュトゥーディオ
 録音方式:デジタル(セッション)
CD5
プロコフィエフ:『シンデレラ』、ラヴェル:『マ・メール・ロワ』
アルゲリッチ、プレトニョフ


プレトニョフ編曲によるプロコフィエフ『シンデレラ』の2台のピアノのための組曲は、2002年6月、アルゲリッチとプレトニョフによってルガーノで初演されました。
 二人の出会いは、2002年からはじまった「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」フェスティバルの出演が直接のきっかけとなったようで、以前からプレトニョフに注目していたアルゲリッチが、自らの名前を冠した音楽祭の記念すべき第1回のメイン・ゲストにプレトニョフを招待したというものです。
 そしてプレトニョフはアルゲリッチと演奏するために、指揮者・ピアニストとして多忙な中、新たに『シンデレラ』組曲を編曲し、これをアルゲリッチに捧げました。
 アルゲリッチとプレトニョフは、翌2003年7月に、今度はスイスのヴェルビエ・フェスティヴァルで、キーシンとレヴァインも交えて再び共演、今回の録音はその直後の8月に同じスイスのヴヴェイで行なわれたセッション・レコーディングです。

【収録情報】
・プロコフィエフ(プレトニョフ編): 組曲『シンデレラ』(バレエOp.87から)
・ラヴェル:マ・メール・ロワ

 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)

 録音時期:2003年8月
 録音場所:スイス、ヴヴェイ
 録音方式:デジタル(セッション)
CD6
ザルツブルク音楽祭ライヴ2009
アルゲリッチ&フレイレ


盟友ネルソン・フレイレ[1944- ブラジル]とのデュオ・ライヴ。同じ1940年代に南米に生まれ、それぞれ全く異なる個性で輝く二人は、長きにわたり姉弟のようにデュオでの演奏を楽しんできました。これまでもいくつかの録音を残し、2003年には来日公演でもブラームス、シューベルト、ラヴェルの作品を披露していました。
 2009年8月、ザルツブルク音楽祭に登場した二人による比類無いアンサンブルをドイツ・グラモフォンがライヴ・レコーディング。音楽の愉しみを知り尽くした二人による火花散る演奏をお楽しみ下さい。

【収録情報】
・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
・ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45
・シューベルト:ロンド イ長調D.951
・ラヴェル:ラ・ヴァルス

 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 ネルソン・フレイレ(ピアノ)

 録音時期:2009年8月3日
 録音場所:ザルツブルク、祝祭大劇場
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 1. Non allegro
  • 02. 2. Andante con moto (
  • 03. 3. Lento assai - Alle
  • 04. 1. Ouverture Miniature
  • 05. 2. Danses caract ristiqu
  • 06. 2. Danses caract ristiqu
  • 07. 2. Danses caract ristiqu
  • 08. 2. Danses caract ristiqu
  • 09. 2. Danses caract ristiqu
  • 10. 2. Danses caract ristiqu
  • 11. 3. Valse des fleurs. Tem

ディスク   2

  • 01. 1. Assai lento - Allegro m
  • 02. 2. Lento, ma non troppo
  • 03. 3. Allegro non troppo
  • 04. 1. Pavane de la Belle au bois dormant. Lent
  • 05. 2. Petit Poucet. Tr s mod r
  • 06. 3. Laideronnette, imp ratrice des pagodes. Mouvement de m
  • 07. 4. Les Entretiens de la Belle et de la B te. Mouvement de
  • 08. 5. Le Jardin f erique. Lent et grave
  • 09. 1. Pr lude la nuit. Mod r
  • 10. 2. Malague a. Assez vif
  • 11. 3. Habanera. En demi-teinte et d'un rythme las
  • 12. 4. Feria. Assez vif

総合評価

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今では彼女のライフワークとなった室内楽集...

投稿日:2018/11/18 (日)

今では彼女のライフワークとなった室内楽集です。DG全集が出てしまった今となってはこの商品価値も低下してしまったが、一枚分の価格でこれだけの演奏に触れられるのは魅力であると同時に音楽に対する冒涜というものか。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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ユーチューブでもよく見れるようになったア...

投稿日:2014/01/26 (日)

ユーチューブでもよく見れるようになったアルゲリッチの室内楽や2台ピアノデュオ。演奏の質が高く感動的です。演奏の雰囲気を実感するにはDVDももっと発売してもらえればありがたいと思っています。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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すべてディジタル録音ですが、CD1が新たに...

投稿日:2011/07/09 (土)

すべてディジタル録音ですが、CD1が新たにリマスターされているようです。わずか数年前にオリジナル・リリースされたディスクも今回のセットに収録されています。 (CD1で共演者である、ニコラス・エコノモウは、このアルゲリッチとの共演盤により世界的に知れ渡るようになったのですが、残念ながら今は亡きピアニストとなってしまいました。ごく一部で未だに現役ピアニストのように言う方がおらますが、完全な間違いです)

Marthy さん | POLAND | 不明

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アルゲリッチ、マルタ(1941-)

1941年6月5日アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。幼い頃から生地でデ・クッスロフ、ヴィチェンテ・スカラムッツァに師事しています(ゲルバーの師でもある名教師スカラムッツァについては、アルゲリッチ本人も「メソード重視で退屈だったが、基礎形成には重要だった」述懐しています)。1949年、ブエノスアイレスの

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