アリソン・フーヴァー・バートレット

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本を愛しすぎた男 本泥棒と古書店探偵と愛書狂

アリソン・フーヴァー・バートレット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562049691
ISBN 10 : 4562049693
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;20

内容詳細

希少古書のみ数百冊を巧妙な手口で盗み続けた「本を愛しすぎた男」と、彼を追う古書店主にして熱血素人探偵のデッドヒート!
古今東西の本泥棒たちの驚きのエピソードも交えて描く、古書をめぐる手に汗握るノンフィクション。


【著者紹介】
アリソン・フーヴァー・バートレット : ライター。旅行、芸術、科学、教育等について、ニューヨークタイムズ、ワシントンポストその他の新聞や雑誌に寄稿している。サンフランシスコ在住

築地誠子 : 翻訳家。東京都出身。東京外国語大学ロシア語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がたやぴん さん

    この装丁だからこそ手に取った作品。どうやら実話のようだ。本格的なミステリーだと思っていたので読みながら違和感があった。魅力的すぎるサブタイトルがハードルを上げた原因。希少本に対する想いが自身にはないので共感はできない。収集癖としてならば少しはわかる気がする。どんな本も、評価や価値が無数にあるのが当然だと思っているが、読まずに判断されては堪らない。書物は読んだことに価値があり、読み手の感性、力量、経験などが評価を決定づけるものであってほしい。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    大学予算を利用し、家も抵当に入れ、サラ金しても古書を買い続けた『子供より古書が大事と思いたい』の作者は自己責任で買っているので古書愛好家としては良心的であることが分かった本です。自分にとって都合のいいことしか信じずに嘘をつき続け、有名人のカード番号を控えて古書を落札するだけでなく、盗んだギルキー。自分のしたことを反省せずに全て世の中が悪いと思い込む姿は最早、救いようもない。そして彼の話を聞く内に倫理観と彼の話を上梓して有名になりたいという虚栄心の狭間で悩む様になった作者の姿に作家の業を痛感させられました。

  • ヨクト さん

    稀少古書をめぐる本泥棒と彼を追う古本屋店のノンフィクション。エピソードや古書事情とかてんこ盛りです。が、ぼくには言いたいことがある本泥棒さんよぉ、あんたがいくら稀少な本や名作の初版を蒐集しようが、読んでないじゃそれはただのパルプの塊だぞ。読んでなんぼ、本は内容なんだ。読んで、読んだ時の自分の感情や知識を装丁に重ねて、時には悲しい現実の思い出を栞の様に挟み込んで、そんでもって本棚に飾ってあげる。ふと本棚をみれば、本が語りかけてくる。これが本当の本好きなのよ。わかったか!ふぅ、柄にもなく熱くなってしまった。

  • りー さん

    読書家と愛書狂は全くの別物で、僕はどちらかというと後者にあたるタイプ、所有することに喜びを見出すタイプなので興味を持って読んでみた。うーん、しかし「事実は小説より奇なり」とはそうそういかないらしく、ルポとしても物語としてもなんとも迫力のないものだった。期待しすぎたせいかもしれない。ここで取り上げられている本泥棒のギルキーはたまたま盗む対象が本だっただけの社会不適合者であるから、愛書狂とも本泥棒とも僕は認めたくない。著者も愛書狂を理解できないまま本書を書き上げている。なんとも消化不良。

  • 昼夜 さん

    本は好きだけど書かれている描かれている物事が好きなのであって本を眺めてるだけとかこの本を持ってる私って凄いでしょって見せびらかす感覚は理解できない。寧ろ、自分が集める本は自分の趣味丸出しだから恥ずかしくて見せられやしないよ。古書店はBOOK○FFさんしか行ったことない私には初版本の価値は全く解らない。本を愛する部分が自分とはズレまくってるのと考え方の違いにクラクラしながらそれも本に宿る魔力か引力か、インクで紙に書いたり印刷するだけで私を含めある種の人を狂わせ惑わす恐ろしいものを造りだしたものだよ、人間は。

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アリソン・フーヴァー・バートレット

ライター。旅行、芸術、科学、教育等について、ニューヨークタイムズ、ワシントンポストその他の新聞や雑誌に寄稿している。サンフランシスコ在住

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