アラン・アレクサンダー・ミルン

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四日間の不思議 ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ

アラン・アレクサンダー・ミルン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562037728
ISBN 10 : 4562037725
フォーマット
出版社
発行年月
2004年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,331p

内容詳細

事故死した叔母の死体に妙な細工をしてしまったために、殺人犯として追われることになったジェニー。ところが捜査は迷走し、やがて意外な“真相”が下される…。ミルンが遺していた幻の長編ミステリ待望の邦訳。

【著者紹介】
アラン・アレグザンダー・ミルン : イギリスを代表する大衆作家。『クマのプーさん』をはじめとして多くの名作を生んでいる

武藤崇恵 : 1966年、東京生まれ。成蹊大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    『くまのプーさん』で御馴染み、ミルンの幻とも言われたミステリー。しかし、読んでみたらとんでもないものだった!倒れて死んでいる叔母さんの状況を推理しときながらドアノブを拭いたり、イニシャル付きのハンカチを落とすなど、どう考えても疑われる行動をした後に逃亡した、お頭が変な方向に行っているヒロイン、とんちきな推理をする殺人(?)は初めてな警部、売上UPのために偽りの自供で自ら逮捕されようとした作家とかあまりにもお馬鹿キャラが多すぎる。イラッとする中、状況を把握しようと奮闘するナンシーとデリクの聡明さが救いです

  • アカツキ さん

    かつて暮らしていた邸宅に訪れたジェニーはジェイン叔母さんの遺体を二階の居間で見つけてビックリ仰天。ドアストップについた血を自分のハンカチで拭うが、一階で開いたドアの音で自分の立場を思い出して逃走する。部屋にジェニーのイニシャル入りのハンカチ、窓下には足跡を残して…。ミステリと思って読むと微妙かも。ユーモア小説という感じ。おバカな登場人物やのんきさに気疲れした。時期が悪かったのか私には合わなくて途中で脱落。

  • 歩月るな さん

    「十八歳で好きなことをできないとしたら、ひとはいくつになったら好きなことをできるのか? 答えは、いくつになってもできない、だ」解説に有る様に『赤い館の秘密』から『レイトン・コートの殺人』『誰の死体?』『陸橋殺人事件』などが生れた結果としての、完全に一線をマッハで振り切って飛び越え(ストライド)ちゃった作品。原本は初版から一度も再版されていない。かの『ジャンピング・ジェニイ』にも類するプロットとは言え、そっちで期待してはいけない。かといってくだらない話かと言えば全然そんな事は無く読み込む楽しみは随一の傑作。

  • ぱせり さん

    ミステリもよいが、それよりも主人公たちと一緒にちょっとゆっくりめの休日を楽しむつもりで読んだ。ミルンのもう一つのミステリ『赤い館の秘密』に、さらに輪をかけて(殺人事件を扱っているにもかかわらず)牧歌的で呑気だった。もちろん、あと味も……辟易するくらい、良し!なのだった。

  • 旭 さん

    死体と周囲の混乱をものともせず、明後日の方向に暴走していく娘さん。逃亡中なのに恋までしちゃう娘さん。好き嫌いは分かれる所かと思いますが、そのちゃっかり具合も含め、かわいすぎて私は大好きです。彼女の友人ナンシー嬢も愛すべき個性ですが、お嬢様を心配する使用人達など、端役も皆実に良いキャラ。終始コミカルに読ませながら、不意打ちのようにじんわり泣かせるラストはずるいなあ。プーさんの作者と聞くと合点がいく、温もりがある良い作品でした。大好き。

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アラン・アレクサンダー・ミルン

1882‐1956。ロンドンに生れ、風刺雑誌『パンチ』の副主筆として軽妙な随筆を書く。第一次世界大戦に従軍後、執筆活動に入る。随筆、戯曲を多く発表していたが、息子クリストファー・ロビン・ミルンのために作った童謡集『クリストファー・ロビンの歌』(1924)が好評を博す。続いて『クマのプーさん』(’26

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