一騎当千 第4巻

第6話「六」
呂蒙と呂布の戦いは関東の闘士が頂点を目指す大闘士大会に持ち越された。にわかに活気づく各校の闘士達。そんな闘士たちの携帯電話には、第一戦の南陽学院VS予州学院が池袋駅地下駐車場で行われるとの報（メール）が届く。試合では、予州の顔良の圧倒的なパワーにいきなり潰される南陽の楽就であったが、そこへ来る予定のなかった呂蒙が参戦！　大会の状況を知った董卓は、成都の関羽と南陽の伯符を戦わせようと裏で策略する。伯符の隠れた力が発動すれば関羽との戦いは五分の死闘になるはず。董卓は、自らの障害となりうる二人を一気に潰そうと目論でいたのだ。また、董卓の命令で左慈の元へ向かう呂布。しかし、何やら左慈と呂布の間には知られざる過去がありそうで……。大闘士大会には出場しない南陽の左慈は、一体何を企んでいるのか？　また、伯符は董卓の陰謀通りに関羽と共に滅びてしまうのだろうか？

第7話「七」
謎の【勅】によりふたたび甘寧に襲われる伯符。そんな伯符を守ろうと全力を尽くす公瑾だったが、目覚ましく強くなる伯符に驚きを隠せない。史実では守りきれなかった伯符を守ろうと堅く誓う公瑾。その頃、成都の関羽と南陽の呂蒙の試合が始まった。苦戦を強いられる呂蒙。そこへ遅れて現れた伯符が、戦いに加わる。関羽は、伯符のただならぬ異変に気づいていた。戦闘中、瀬戸際に立たされた伯符の瞳孔が開いた時、伯符の中で獰猛な何かが生き返る！　伯符に何が起こっているのか？！　一方、呂布との戦いで負傷した左慈は、呂布自身によって手厚い治療を受けていた。そして、傷もだいぶ癒えた左慈は、「董卓に気をつけろ」と言い残して呂布の元を去る。自分は董卓にいいように利用されていただけと知った呂布は、彼と対決する事を決意する。

塩崎雄二のコミックが原作のTVアニメ『一騎当千』のDVD第4巻。呂蒙と呂布の戦いは大闘士大会に持ち越されることに。闘士たちには第一戦の南陽学院vs予州学院が池袋で行なわれるとの連絡が……。(CDジャーナル　データベースより)