アガサ・クリスティ

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殺人は容易だ ハヤカワ文庫

アガサ・クリスティ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151300790
ISBN 10 : 4151300791
フォーマット
出版社
発行年月
2004年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
高橋豊 ,  
追加情報
:
16cm,418p

内容詳細

植民地帰りの元警官ルークは、列車内でたまたま同席した老婦人から奇妙な話を聞いた。彼女の住む村で密かに殺人が行なわれている、彼女はその犯人を突き止めたので警視庁に訴えに行くという。くだらぬ妄想だと聞き流したルークだったが、翌日の朝刊をみて愕然とした。その老婦人が車に轢き殺されたというのだ…。

【著者紹介】
アガサ・クリスティー : 1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

高橋豊 : 1924年生、1949年東京大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 中原れい さん

    主人公は元警官とはいえ探りだすのは上手くないので、導入部に比べ捜査の様子はダレ気味で犯人を決めかねて迷うのが、好みが分かれそう。上手くない分人間ドラマとしては見応えがあると思うので自分はOK。ある意味「殺人は容易」なのでロマンスも大きな要素なのかもと思えました。そういうのが要らない人には退屈ですね。ある場面から、コイツが怪しいと思えてそこはあってたものの、殺人の動機とかやり方とか読むと、こんなに冷静に考えられるのに自然に殺人に狂ってるのかと寒気がしました。

  • yumiha さん

    『ひらいたトランプ』などに登場したバトル警視が登場するからと選んだのに、364ページまで待たされた💦もう終わりやん💦主人公は元警官のルーク。でも、ポアロの灰色の脳細胞よりもオリヴァ夫人の直観に近い捜査なので、見事にミスリードしてくれはります。明らかにミスリードだな、と思う人物は排除しながら読んだけれど、ラスト付近の人物はもしや…と騙されちゃいました。解説にクリスティーを「欺しの天才」と呼ばれていたことが書かれていましたが、その献辞(?)に納得。お見事!

  • Tanaka9999 さん

    クリスティのノンシリーズ。解説によると探偵が男なのは珍しいとのこと。ノンシリーズの中になかったっけと思ったけど、大抵は語り手が男で探偵はそのヒロインか。最後まで読むと解説にちらっとかいてあった「探偵役の思い違い」というのが重要な意味を持つことに気づく。そうだと思って読めば犯人も目星がつくのではないだろうか。私は素直なので探偵と同時に騙されます。

  • ごへいもち さん

    イントロがとても魅力的だけど主人公たちはなんとなくヾ(ーー )。それとこの表紙はなんだかアメリカっぽく感じるなぁ

  • 花乃雪音 さん

    ポアロやミス・マープルの登場しないノン・シリーズ、名探偵が登場すると本作は成立しなくなるため素人探偵を主役にしている。作中のひとりの人物が憎しみを抱いた人たちが続々と死を迎える。同一犯なら有力な容疑者がひとりになってしまうため他の人物が犯人の場合誰であっても意外な犯人扱いできる気がしてしまう。しかし本作の肝は犯人ではなく動機にあった。

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アガサ・クリスティ

イギリスの作家。1890年生まれ。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビューして以来、長編と短編集あわせて100冊を超す作品を発表した。巧妙な着想と錯綜したプロット構成に、独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』『ABC殺人事件』といった多くの作品が、古典的名作

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