イソップ寓話集 岩波文庫

アイソポス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003210314
ISBN 10 : 400321031X
フォーマット
出版社
発行年月
1999年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,372,39p

内容詳細

子ども向けの人生訓話として世界中の人々になじみ深いイソップの動物寓話―実は、歴史上の人物としてのイソップ(アイソーポス)が作ったと実証できる話はひとつもない、いわば「イソップ風」寓話集であるが、そこには、読み手の立場によってさまざまな解釈が可能な、実に奥深い世界が展開されている。新訳471篇を収録。

目次 : 鷲と狐/ 鷲と黒丸烏と羊飼/ 鷲とセンチコガネ/ ナイチンゲールと鷹/ 借金のあるアテナイ人/ 山羊飼と野生の山羊/ 猫のお医者と鶏/ 造船所のイソップ/ 井戸の中の狐と山羊/ ライオンを見た狐〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 里愛乍 さん

    表紙にもあるように、イソップに触れないで生きてきた人はそうあるまい。なにしろ紀元前からのお話である。歴史が違う。あのソクラテスでさえも散文を詩形に挑戦したという。逸話のスケールが違う。358篇から成る本書、このひとつひとつのお話全ての最後の一文に教訓が説かれている。きちんと分かりやすいオチがついているのだ。読者に考察を委ねる投げっ放しはない。そういう意味でも実に完成されている。昨今の世に出ている幾多の物語の基盤は既に紀元前に存在していた。強ちそれは間違ってはいないと思う。

  • エムパンダ さん

    イソップの生年が紀元前610〜600年頃とあり驚いた。そんな昔の作品が語り継がれているのは、どの時代にも共通の普遍的なエッセンスが凝縮されているからだろう。収録の471篇には子供の頃に読んだ覚えのあるものはもちろんだが、神話の要素も強く、ボリューミーで読み応えあり。毎日少しずつ読めていい読書になった。

  • ちくわ さん

    電子書籍しか読まない自分が、バッグに常時入れておいて恰好つけたい!という理由で岩波文庫の本書を購入する。嗚呼、動機が不純だ!(笑) 寓話を選んだのは多様な教訓を得られる=思考訓練に丁度良いから。例えば有名なキツネとブドウの話…一般には自己欺瞞への注意が教訓とされるが、ブドウをすっぱり諦めたのは出来ない事には固執しないという良い教訓だろうし、他にも人間だったら棒や台を使ってブドウを採れた…つまり人間はキツネよりも賢い生き物だという事実も読み取れるかな? 何にせよ471話も収録されており非常にお得な本かと。

  • けん さん

    【★★★☆☆】北風と太陽や亀と兎など知っている話も沢山有った。一つの話が数行で終わるので非常に読みやすい。

  • 歩月るな さん

    ちょぼちょぼと読み進めて完走。さすがに巻末のため息が出る様な対照表までは読んでいないけれども。後半はバタ臭くなってくるので序盤の動物の話が一番入りこみやすいところかなと率直な感想。なんか、やることなすことに全生命がかかっているんだけど、のんきですよね。

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