アイザック・アシモフ

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黒後家蜘蛛の会 2 創元推理文庫

アイザック・アシモフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488167103
ISBN 10 : 4488167101
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
池央耿 ,  
追加情報
:
400p;15

内容詳細

六人の知的エキスパートと給仕一名からなる“黒後家蜘蛛の会”の晩餐会では、決まって難問・奇問が取りあげられる。会員たちが匙を投げた問題を鮮やかに解き明かすまでが、万事控えめな名給仕ヘンリーの役目なのだ。ミステリ愛にあふれた連作短編集の第2巻には、著者アシモフ自身がモデルのゲストが登場する話や、ホームズ物語が秘めた謎に挑戦する話など、全12編を収録する。

【著者紹介】
アイザック・アシモフ : 1920年ロシア生まれ。3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育つ。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF雑誌に短編が掲載され作家デビュー。大学で生化学を教えるかたわら執筆を続けていたが、58年に専業作家となる。92年没

池央耿 : 1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kircheis さん

    ★★★☆☆ 相変わらずのシリーズ第2弾。 ブラック・ウィドワーズの面々の会話が癖になる。 謎解きのカタルシスは前作よりアップしているようにも感じられる。 ただ、会話がかなり専門的な分野にわたっており、読むのに頭を使う話もあるので注意。 若干のマンネリ感は否めないものの総じて楽しめた。 特に、自身を投影させたゲストが登場する『 追われてもいないのに』、単純ながら結末が1番スッキリした『三つの数字』、今でいう「ネットで調べた」的なオチが笑える『東は東』辺りがお気に入り。

  • nemuro さん

    連作短編集(全5巻60編)第2集。奥付に「1978年7月14日 初版/2015年12月11日 32版」「新版 2018年6月15日 初版/2020年9月11日 3版」。冒頭「まえがき」があり各編にも「あとがき」。作品の裏話を披露していて愉しい。実在のクラブ<戸立て蜘蛛の会>がモデルの<黒後家蜘蛛の会>。北米が原産の毒グモ。和訳というか学名・分類(英名はブラックウィドウ。ヒメグモ科ゴケグモ属のクモの総称)なのでやむなしとも言えるが漢字で“後家蜘蛛”って。原題<ブラック・ウィドワーズ>のままでもよくはないか。

  • stobe1904 さん

    【アシモフの傑作シリーズ2作目】前作同様、黒後家蜘蛛の会でゲストが提起する日常の謎を、ウェイターのヘンリーが鮮やかに解く。派手さはないのだが、安定した面白さは健在。中でも『鉄の宝玉』と『時候の挨拶』がお気に入り。3作目も読む予定リスト入り。★★★★☆

  • Tsukamo さん

    シリーズ第二巻。アシモフならではの豊富な知識が惜しげもなく盛り込まれているからパターン化していても全く飽きず、寧ろ安心して読める。金庫の番号を解読する「三つの数字」、手紙が書かれた年月日を当てる「十三日金曜日」、シャーロックホームズ作品に焦点を当てた「終局的犯罪」が特に好み。しかし恥ずかしながらホームズものを一篇も読んだことがないのでこれを機に近い内に読みたい。またアシモフ自身をモデルにしたゲストが登場する一篇もあり、余すところなく楽しめた一冊だった。

  • くさてる さん

    6人の知的エキスパートが集まり、一つの謎に取り組むものの、正解にたどり着くのは、忠実な給仕のヘンリー。フォーマットがしっかり固まっているからこそのお約束な展開が、安心できます。そして取り上げられている謎が幅広くて面白い。個人的なお気に入りはシャーロキアンがネタの「終局的犯罪」なるほど!と膝を打った「省略なし」喫煙を巡る会話が思わぬ謎にたどり着く「禁煙」でした。

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アイザック・アシモフ

アメリカの作家。1920年、ロシアに生まれ、3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育った。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF専門誌に短編が掲載され作家デビュー。40年代の“SF黄金時代”の立役者の一人となり、50年、自身が考案した“ロボット工学の三原則”に基づく連作短編集『

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