活版印刷三日月堂 海からの手紙 ポプラ文庫

ほしおさなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591153291
ISBN 10 : 4591153290
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
329p;16

内容詳細

小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い、丁寧に刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い…。活字と言葉の温かみに、優しい涙が流れる、大好評シリーズ第二弾!

【著者紹介】
ほしおさなえ : 1964年東京都生まれ。作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    活版印刷三日月堂の第2弾!疲れた心と体に癒やしを与えてくれるステキな話ばかりでした。『あわゆきのあと』は涙が流れてきました。『海からの手紙』では涙こそ出ませんでしたが、ラストシーンは静かに徐々にジーン と感動しました。『我らの西部劇』には自分に気づきを与えてくれたシーンもあり、もちろん『ちょうちょうの朗読会』も良かったです。要するに全部が良かったわけですが、三日月堂の店主・弓子さんから、みんなに何かをあげているのかも…。あるいは活版印刷の文字の温かみがみんなに何かをいただいているのかもしれないですね。

  • へくとぱすかる さん

    本当に涙を流すかわりに、心の中にさわやかな暖かさを残していく物語。印刷が活版であることを仲立ちにして、さまざまな人々を結びつけていき、関わる人々の人生を変えていく。自分自身にも思い当たることが、あったり、なかったり……小説のように現実がうまく動いていくとは限らないだろうが、インキが魔法のように紙面に物語を現す瞬間の感激を、忘れないでいたいと思う。

  • ポップノア@背番号16 さん

    最後の「我らの西部劇」がすごく良かったです。父親と息子の関係は、母親とのそれに比べて会話も少なく、向き合うのが照れ臭くなりがちです。でも時間は限られています。後悔しないよう、想いをちゃんと通わせたいと切に感じました。プロ野球の話でもしようかな?

  • 寂しがり屋の狼さん さん

    シリーズ2作目。『三日月堂』で刷りあげるのは、誰かの忘れていた記憶や言えなかった想い…活字と言葉の温かみに優しい気持ちになります(*^^*)「書いた人も、組んだ人ももうここにはいないのに、版が残ってる。これを刷れば、言葉が浮かび上がってくる」「この鉛の塊、彼らの魂を形にしたものみたいじゃないか」「お嬢さん、修行もいいが、早く頼むよ。わたしたちが生きているうちにね」ついに三日月堂で本が印刷されるのかとワクワクします。次作を借りに行かなきゃε≡≡ヘ( ´∀`)ノ

  • 三代目 びあだいまおう さん

    初めての読書体験をもたらしてくれました!永遠に読み続けたい、読後の余韻でなくページの余韻がずっと続き、一冊ずっと涙が滲みっぱなしでした。誰しもが持つ悩みや後悔、自己嫌悪に読み手は共感し、のめり込む。短編1つひとつがとても素敵な話で、一作目よりむしろ滲んだ涙の量は上かも。大好き!大好きの最上級!活版印刷という少し昔の印刷手法とその若き店主の優しさが、登場人物と読者に温かく寄り添ってくれてます。大切な誰かの悩みにそっと寄り添ってあげられる、そんな存在で私もありたい。そんな読書体験をありがとうございます‼️🙇

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ほしおさなえ

作家。1964年東京都生まれ。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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