ルークとふしぎな歌 ものだま探偵団 3

ほしおさなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198639815
ISBN 10 : 4198639817
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;19

内容詳細

英語教室に通い始めた日から、聞き覚えのない歌をくりかえし口ずさむようになってしまった七子。同じ教室の子や先生もその歌を口ずさんでいるみたいだけど、みんな、どこで聞いたか思いだせない。「ものだま」のせいかも、と考えた七子は、親友の「ものだま探偵」鳥羽と調査にのりだす。英語教室に行ったふたりが見つけたのは、きれいなチェス盤。駒は、鳥羽の天敵、律が持っている「ものだま」の宿ったルークにそっくりだ。もしかしたら、律のルークと、今回の事件は、なにか関係があるのかも…?ものに宿った魂=「ものだま」が巻き起こす事件を解決する「ものだま探偵」大活躍!好評シリーズ第三弾。小学校中・高学年〜。

【著者紹介】
ほしおさなえ : 1964年東京生まれ。『ヘビイチゴ・サナトリウム』(東京創元社)が長編推理小説の新人文学賞である第12回鮎川哲也賞最終候補に。初の児童書『お父さんのバイオリン』(徳間書店)は、第24回読書感想画中央コンクールの指定図書に。フェリス女学院大学文学部非常勤講師

くまおり純 : 京都府生まれ。イラストレーター。書籍やCDジャケットなどを中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    シリーズ3作目で、幼なじみで仲の悪い男の子と女の子がからんで楽しい物語となっています。男の子はチェスのルークを持っていてそのものだまがキーとなります。主人公の女の子が通っている英会話教室にひとつルークのないチェスセットがありそれがあるいは男の子の持っているルークでは…?ということがあったりマザーグースの歌を口ずさむ子が多くなったり、不思議が続きます。最後はうまく収めてくれて少しほろっとする感じでした。

  • へくとぱすかる さん

    4か月ぶりの続編。ここからは文庫が発売前なので、ハードカバーで。七子が通うことになった英語教室のチェス盤には、ルークの駒がひとつなかった。なぜかルークを持っている律のことを知って、それが不足していた駒かもしれないと思ったのだが……。話がファンタジックなので、子どもたちの一挙一動も、なんだか現実離れしているよう。真相がわかってくるにつれて、もの悲しい雰囲気になってはいくけれど、悪い人や敵のような存在が出てこないので、安心して作品世界に浸りきった。「ものだま」が語る世界は、歴史と時間の切なさに満ちていた。

  • キラ@道北民 さん

    シリーズ第3弾。今回、荒ぶったものだまの影響は、「リトボピー、るるるる〜♪」と口ずさむこと。早速、「Little Bo-peep」を調べ聴きながら読む。ものばかりじゃなく荒ぶった人の心も鎮まり、涙がにじむ程感動しながら読了。このシリーズを読むと、身近なものが愛おしく、大切に使わなきゃと思う。大切な事を思い出させてくれる物語は、もっとたくさんの人に読んで欲しい。

  • ぶんこ さん

    人に話しかけられる事によって魂が宿る「ものだま」。心の中では話しかけていても、声に出してはいないから、私の身近な物には宿っていないでしょう。なんだか残念。そんな風に思えるほど「ものだま」たちが可愛い。一つだけ行方不明になったチェスの駒ルーク。律の持っているルークか?律の荒ぶる心とルークの律を思う心にウルウルしました。七子は周囲に争い事が起きないようにと、気配り怠りありません。鳥羽の子どもっぽい意地っ張りぶりも可愛い。

  • しょこ さん

    律くんの持つルークの忘れていた思い出が、寂しいものばかりじゃなくて良かったぁ。今回の騒動で彼らの絆もより強くなったように思えた(^^)ものだまが荒ぶる一方で、人だって荒ぶる!ちょっと頑張りすぎてた律くんは、今後どうなっていくのかが気になるな。時折見せた少年の顔がもっと出てくるといいんだけど。ものだま探偵団との今後の絡みも楽しみ♪

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ほしおさなえ

作家。1964年東京都生まれ。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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