看取りのお医者さん

ひぐらしカンナ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040689036
ISBN 10 : 4040689038
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
128p;21

内容詳細

訪問医・杉本由佳が叶えるのは、余命を告げられた患者の「家で暮らしたい」という願い。闘病で忘れかけていた家族との日常。そこにはたしかな幸福と、今まで気づけなかった深い愛があった―切なくもあたたかな涙が溢れだす、5つの別れの物語。日本民間放送連盟賞ラジオ教養番組部門最優秀賞、文化庁芸術祭優秀賞に輝いたCBCラジオドキュメンタリー「看取りのカタチ」原案のマンガ作品。

目次 : プロローグ/ 第1話 病人でなく妻、そしてお母さんに戻りたい/ 第2話 家族が家族のためにできること/ 第3話 頑張りすぎず、併走できるように/ 第4話 最期の願い/ 第5話 看取りのお医者さんの心強い味方たち/ 第6話 お別れの泣き笑い/ 第7話 24人との別れ/ 第8話 幸せな人生だったと思えるように/ エピローグ

【著者紹介】
ひぐらしカンナ : 愛知県名古屋市生まれ。漫画家。大学卒業後、高校の国語教員となり、第一子の出産を機に漫画家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あすなろ さん

    家にあったので読了。コミックエッセイでサラッと読了。しかし実にいろいろな事を考えさせられた一冊。先生も家族もそして本人も簡単に出来ることではないだろう。そんな月並みな言葉達しか思い浮かばない。病院で死ぬ事が事故や急死以外は殆どの世の中。治らぬ病いに倒れた場合に自分自身、そして家族や親のことをどう判断するだろう?本人が帰りたいと言った時。帰らせて上げたいと思った時。分からないというのが本当。本人に悔い残らぬようと考えたとしても…。そして、そんな自宅看取り医療に全力を傾ける杉本先生。先生ご自身が倒れないよう!

  • あん さん

    余命を告げられた患者の「家で暮らしたい」という願いを叶える為に奮闘する訪問医の実話。学生時代自宅で祖母を亡くし、その数年後病院で父を亡くしました。肉親を亡くした直後は精一杯看病したという思いより、喪失感のほうが大きかった。もしも父を自宅で看取っていたら、別れを笑顔で見届けることが出来たのかな?と今は思うけど、当時は長く生きて奇跡を起こして欲しかった。終末期医療、在宅医療の難しさを考えると、自宅での看取りと病院での看取りのどちらが最良かはわからないけど、どちらも選択可能になるよう医療の充実を願うばかりです。

  • りんご さん

    コミックエッセイ、サラッとな。べそべそ。おうちで最期を、ってのはなかなかハードだと思うのですが、病院にいる患者さんは大抵「帰りたい」ないし「早よお迎え来てほしい(おそらのお迎えの方)」って言います。理想と現実、どうしたってお別れはさみしくツラい。お仕事がんばろう(先週のミスが昨日分かって反省)

  • たまきら さん

    義父を自宅で看取った最期の10日間を思い出しました。たまたま今日日本尊厳死協会に入会している友人とお茶していたのでタイムリー。彼女から聞いた「救急車を呼んではいけない」が載っていました。…意外とみんな知らないことかもしれない…。覚悟を持って、しんどい時は助けを乞い、笑って。これからもっと必要とされる看取りのかたちだと思いました。

  • Twakiz さん

    名古屋での在宅医療の実在の取り組みをマンガで紹介.いいエピソード満載で,ちょっと美化しすぎ?とも思うが,すばらしいチームですね.在宅医療を語るとき,大病院は「冷たい」場所として描かれることが多いですが,大病院で働いている医者・スタッフもみな,人間らしさを大事にしようとしています.(この本を批判する意図はありません)両方が,必要なのだと思います.

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