怪盗クイーン、かぐや姫は夢を見る 講談社青い鳥文庫

はやみねかおる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062852333
ISBN 10 : 4062852330
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,491p

内容詳細

怪盗の美学にかなう、次なる獲物は日本。狙うは不老不死の秘薬「蓬莱」。竹取の翁の末裔が住むといわれる秘境・竹鳥村では、絶世の美女・春咲華代を巡って、現代のかぐや姫騒動が勃発していて…。

【著者紹介】
はやみねかおる : 1964年、三重県に生まれる。三重大学教育学部を卒業後、小学校の教師となり、クラスの本ぎらいの子どもたちを夢中にさせる本をさがすうちに、みずから書きはじめる。「怪盗道化師」で第30回講談社児童文学新人賞に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    いつだってこの人の名前を見ると、私は無邪気に赤い夢を信じていた頃に戻ってしまう。満月を背景に飛ぶ怪盗の姿。街灯の光に照らされる名探偵の背中。三年ぶりに出会った物語は、『めでたしめでたし』で終わらない物語を、『めでたしめでたし』で終わらせる事が大好きなはやみねさんの怪盗物語。だけど、名探偵でなく怪盗だから、そんなに優しく甘い現実を渡さない。少しだけ苦い、いつか来る別れを予期させる物語。おいていく側は辛いけれど、おいていかれる側だって結構つらいのだ。だけど今はお休みなさい。良い夢を。そして良き赤い夢≪現実≫を

  • ☆キコ☆ さん

    児童書なのにこのどきどきわくわく感。クイーンがあの人に変装してただなて・・・!今回の話はクイーンの人間らしい行動が切なかったです・・・。別れは必ずくるもの、当たり前のことですがやはり別れは悲しいです。いつまでも'赤い夢’を見続けたいなぁ。それと・・・、最後の仙太郎の推理、怖かったです。まぁ、ハッピーエンドといえばハッピーエンドなんでしょうが。限りある命だからこそ意味があるのかな。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    クイーンがいないのに気付かず、幸せを味わっていたジョーカー君達を襲う悲劇(笑)あの戦闘に対しては冷静なジョーカー君があんなにパニックになる程、怯えるなんて・・・・。しかし、ヴォルフの脳味噌も筋肉馬鹿ぶりやRDの酷いネーミングセンス、ミニサイズの脳内悪魔と天使の表情豊かなジョーカー君に笑いが込み上げてなりません(爆)仙太郎が導いた推理が正しいのだとすれば怖いというよりもあの狼同様、なんだか哀しいです。そして山田花子さんが皇帝だという考えが頭から離れないのですが(笑)ローテさんにちゃんと弁明しとけよ、ヴォルフ

  • ユメ さん

    あとがきで、青い鳥文庫の担当さんが「ひさしぶりに登場する怪盗クイーン。それがふつうの長さだったら、読者は納得しないでしょう。」と眼鏡を光らせた経緯を知り「担当さんグッジョブ!」と心の中でがっちり握手(したつもり)。ファンは皆、クイーンの物語を一ページでも多く読みたいと願っているはずだ。その大長編、クイーンが蓬莱を盗もうとした理由にうるり。クイーンは本当にジョーカーが好きなんだなあ。ジョーカーの心がほのかにほどけたのが嬉しくて。クイーンならいつか、世界に盗まれたジョーカーの笑顔を取り戻せるんじゃないかな。

  • みなみ さん

    不老不死の秘薬の「蓬莱」を狙うクイーンに対して、もう既に不老不死なのではないかと思ってしまったが、最後まで読んで納得した。クイーンは仕事をしていないことが多いけれど、本での活躍以外には盗んでいるんだろうか。クイーンとジョーカーの絆が感じられて、あたたかい気持ちになって読了。「子どもには、ハッピーエンドの物語をきかせてあげたいじゃないか。とくに、その子の現実がとてもつらいものだったとしたら」

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はやみねかおる

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。第61回野間児童文芸賞特別賞受賞

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