ねじ式 小学館文庫

つげ義春

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091920218
ISBN 10 : 4091920217
フォーマット
出版社
発行年月
1994年12月
日本
追加情報
:
16cm,293p

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作者の気分に通じるものがあれば楽しめるで...

投稿日:2009/06/28 (日)

作者の気分に通じるものがあれば楽しめるでしょう。対人恐怖症や青春期のつらい時期の人たちあたりどうぞ。

ばら さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アナーキー靴下 さん

    この本を購入したのは20年ほど前だろうか。PCゲームの「ねじ式」をプレイしたことがあるというツワモノの話を聞いたとき、私がこの本を既読であったかどうかの記憶は曖昧だが、いずれにせよその頃に何度も読み返したのは間違いない。何度読んでもわからない世界だった。時が過ぎ、私も様々な経験をし、そろそろこの漫画を理解できるのではないだろうかと期待して読むも太刀打ちできない。しかしわけわからんところがやはり良い。さらにわけわからんであろうPCゲーム版とか、本当に羨ましかったな。表題作以外だと「ヨシボーの犯罪」が好き。

  • 肉尊 さん

    ノスタルジックで退廃的、官能的な世界観が凝縮された異色の漫画。噂に違わず、インパクトの強い短編集だった。「ゲンセンカン主人」はドッペルゲンガーを見ると死ぬ意味を教えてくれる。それは自分とウリ二つの存在を確認することで、自分との差異が確かめられ、自分にないものに対する羨望から、自らの存在を否定せざるを得ない「超越的な他者の存在」なのだろう。この作品は理性では割り切れない解釈の幅がある。それが何度も読み返したくなる一種の中毒性をもたらすのだろう。

  • GaGa さん

    現実逃避をしたいのか(笑)久しぶりに読む。「チーコ」なんかも好きだがやはり圧巻なのは「ねじ式」ぐいぐいと異世界へ引きずり込まれていく様子はどうにも眩暈すら感じるくらい。漫画で表現された芸術作品ではないかと思う。つげ氏の頭の中は一体どのような構図なのだろうか。

  • ハイカラ さん

    夢の如き世界や人間の寂しげな暮らしが描かれている短編漫画集。巻末エッセイにあった「闇だらけで真っ暗な中にも、必ず光はある」という言葉になるほどと思わされた。話の中では『ねじ式』『山椒魚』『ゲンセンカン主人』『ヨシボーの犯罪』が特に面白かった。

  • たかしくん。 さん

    友人から勧められて、初「つげ義春」です。全14作を通して感じられる、シュールかつナンセンスな雰囲気が、否応なしに迫ってきます。私のお気に入りは以下の4作品。「ねじ式」:そのアングラ感満載のストーリー展開はまさになんじゃこりゃ?の世界。「チーコ」:最後の場面はしんみりとします。「大場電気鍍金工業所」:町工場と硫酸、そして、こちらは何とも救われないエンディング。「ヨシボーの犯罪」:不気味としか言いようのない出だしが・・・。

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人物・団体紹介

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つげ義春

1937(昭和12)年、東京葛飾生まれ。小学校卒業前後から中華屋、メッキ工などアルバイトや職を転々とし、職業として漫画家を目指す。1955(昭和30)年に単行本『白面夜叉』で本格デビュー。貸本漫画を経て、1965年から「月刊漫画ガロ」に発表した諸作で漫画界芸術界に衝撃を与える。連作「無能の人」をはじ

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