ひねもすのたり日記 1 ビッグコミックススペシャル

ちばてつや

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091898302
ISBN 10 : 4091898300
フォーマット
出版社
発売日
2018年01月30日
日本
追加情報
:
128p;21

内容詳細

ジョーも松太郎もてつやから。名作の裏に… 

いつしか老作家となったマンガ家・
ちばてつやは、様々な社会的
役割を務め多忙だった。だが…
ある日、コミック雑誌から執筆依頼が来た。
最初断ろうと思ったちばだが、その脳裏には
幼い頃の満州の物凄い夕焼け、
人生の節目で出会った素晴らしい人々、
そしてどんなときも不器用に苦しみながら
マンガを描いてきた自分の姿が去来する。
オールカラーショートコミックで描く
半生の記。ちばてつや18年振りの最新作、今ここに結実!

目次
第1回 目覚めの時・前編 
第2回 目覚めの時・後編
第3回 水木さんのこと
第4回 中国の想い出1
第5回 中国の想い出2
第6回 中国の想い出3
第7回 中国の想い出4
第8回 病院にて
第9回 バスにて
第10回 忘れられない日
第11回 夜襲
第12回 脱出
第13回 逃避行
第14回 イージー会
第15回 再会
第16回 困ったときは…
第17回 屋根裏の楽しみ
第18回 楽しき仲間・前編
第19回 楽しき仲間・後編
第20回 身近な有名人
第21回 コロ島への長い道のり
第22回 日本行きの船
第23回 いつまでもそこにある風景
第24回 ちば家の時間
第25回 練馬の夜の怪
第26回 故郷の大地
第27回 黒く沈む国
第28回 千葉への旅
第29回 驚天動地
第30回 たどり着いた場所

ユーザーレビュー

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あしたのジョーのちばてつやの新作が読める...

投稿日:2021/04/23 (金)

あしたのジョーのちばてつやの新作が読めることが単純にうれしい。今までの著作でも触れてきたエピソードも多いが、改めて読むとすさまじい。弟、ちばあきおのことも知ることができる作品。

curtom さん | 静岡県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • buchipanda3 さん

    著者の半生記。1巻目は主に幼少の頃の話で、戦後の満州引き揚げの様子が描かれている。先日、宇佐美さんの「羊は安らかに草を食み」を読んでいる時にこちらの漫画を思い出して改めて読み直した。終戦を境に町の様子が一変した奉天(現・瀋陽市)。そして住居を捨て難民とならざるを得なかったちば一家。そこから内地までへの長く辛い旅が始まる。それでも5才のてつや少年は子供らしさが残っていて、さらに屋根裏生活では漫画家になる片鱗も。父親の実家で見せた安堵の場面が印象深い。他の話では大御所漫画家たちとの懐の深い交遊録も良かった。

  • keroppi さん

    ちばてつやのオールカラーのエッセイコミック。現在(2016〜2017年頃)の話と戦後満州からの引き揚げの話が描かれる。年をとった姿は哀しくもあり、ユーモラスでもある。引き揚げの苦労は、未だに生々しく描かれる。手塚治虫の葬儀に集まった面々が、多くが鬼籍に入っているという悲しさ。それでも元気に描かれているちばさんの姿は嬉しく、続きも読みたくなってくる。

  • 山田太郎 さん

    なんか最近戦争モノというか戦時中の話読む機会が多く日本人のマジメなところがなんというか変なところに向かうとろくなことないというかそういうことですが、あんまり暗くならないこの作風もいいものではないかと。

  • TakaUP48 さん

    「もう隠居の身」と再三の原稿依頼を断り続けていたが、担当が若い女性ということで承諾!筆者の幼年期時代を中心に、丁寧にオールカラーで書かれている。ちば氏は、中国奉天市(現瀋陽市)の3mもある高い塀に囲まれた新大陸印刷の広い敷地の中で育った。いかに寒い地か、避暑地での海など話は微笑ましい。敗戦になり、一家6人が必死で逃げ隠れ、地獄を見て、内地に引き揚げてきた。籠もった生活を続ける中で、弟達に絵を書き話を作ることで、「ちばてつや」が作られたのだろう。引き揚げて、九十九里浜の祖母の家に着いたときは、まさに天国!

  • がらくたどん さん

    先日戦中戦後の白黒写真を「カラー化」した本を求めたので脇に置いて時々眺めながら本書をめくっている。色ってすごいなと思う。第1集はすっかりおじいちゃんになったご自身の日常に幼かった戦中・戦後の暮らしの記憶がオールカラーの漫画で再現される趣向。ちば漫画の暖かみのある線と色彩が大変な「老い」も悲惨な「戦争」も包み込み、数々の出会いと別れにほんのりとした灯みたいなものがにじみ出る。引き揚げ先の隠れ家で絵を書き始めてから何十年。第2集・3集と悩み楽しみながらの漫画家人生が語られる。日頃あまり漫画はという方にも。

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人物・団体紹介

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ちばてつや

本名:千葉徹弥。1939年(昭和14年)1月11日、東京築地の聖路加病院で生まれる。同年11月に朝鮮半島を経て、1941年1月旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡る。1945年終戦。翌年中国より引揚げる。1950年、友人の作る漫画同人誌「漫画クラブ」に参加。1956年、単行本作品でプロデビュー。1

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