ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日

ちばてつや

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063647938
ISBN 10 : 4063647935
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,287p

商品説明

僕は、ジョーの日記をつけているような気持ちで『あしたのジョー』を描いていたんです。――ちばてつや

『あしたのジョー』というタイトルよろしく、「きのう、きょう、あした」を記録する日記というスタイルは、まさに打ってつけであり、最善の方法でした。ちばてつやの言葉や文章、事実だけを時系列に並べることによって、いくつもの真実が浮き上がってきました。それらの日々を可能な限り辿っていくことによって、ちばてつやと矢吹丈がともに一所懸命に闘い、いつしか二人が一心同体となった青春時代をとてもリアルに実感することができました。――豊福きこう

内容詳細

『あしたのジョー』連載第一回の昭和42年12月15日から最終回掲載号の昭和48年4月20日まで1954日の記録。

目次 : 昭和42年/ 昭和43年/ 昭和44年/ 昭和45年/ 昭和46年/ 昭和47年/ 昭和48年/ ちばてつや先生 特別インタビュー

【著者紹介】
ちばてつや : 本名:千葉徹弥。1939年1月11日東京築地に生まれる。1956年5月25日単行本作品を描き上げ、神田の日昭館に買い上げられ、プロとしてデビュー。1962年8月『1・2・3と4・5・ロク』で、第3回講談社児童まんが賞を受賞。1976年『おれは鉄兵』で、第7回講談社出版文化賞(児童まんが部門)を受賞。1977年『のたり松太郎』で第6回日本漫画家協会賞、特別賞を受賞。1978年3月3日『のたり松太郎』で第23回小学館漫画賞を受賞

豊福きこう : 本名:豊福貴孝。1963年3月15日、熊本県八代市生まれ。1992年、「水原勇気0勝3敗11S」(情報センター出版局)でマンガ・データ主義を宣言しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ロマンチッカーnao さん

    あしたのジョーのラストは漫画史というか、日本の文化という大きなカテゴリーで捉えても歴史に残るものですよね。あの真っ白になったジョーのコーナーポストの椅子に座って目をつむっている絵。連載が開始されたのが僕の生まれる前だったとは知りませんでした。アニメでも、単行本でも何度も見ているので、もっと身近に感じていました。僕も、あんなふうに真っ白になるまで生ききるんだと心に誓った記憶何度もあります。ちばさんは、ジョーの日常を描くように日記を書いているようにかいていたのですね。その間に何度も燃え尽きかけた。壮絶です。

  • ぐうぐう さん

    『あしたのジョー』が、未だ伝説の漫画として語り継がれていく作品となったのは、ちばてつやと梶原一騎という、まるで作風も性格も違う作家ががぶりよつとなって、まさしく格闘しながら生み出したからだということが、本書を読むと改めて実感させられる。一部で言われていた、水と油といった関係ではなく、ちばの発言からは、いい漫画を作り上げようという目的に向かって、真摯に意見を交換し合う両者の姿が見えてくる。(つづく)

  • jinger_aler さん

    理想とする『あしたのジョー』が原作者と異なるなかで、これほどまでに素晴らしい作品が出来るのは、本人達の努力は勿論、運命のようなモノを感じざるを得ない。またラストに近づくに連れ、ちばてつやのアイディアが主になっていることも、この本ならではの貴重な話だと思った。「ジョーと自身を重ねて描いていた」ということを念頭に置いて、もう一度作品を読み返したいと思う。

  • iregyura- さん

    全巻読み直した気になる本だった。たくさんの興味深いエピソードがあったけど、力石の葬式に参列する前の話が世間との温度差をよく表していて面白いなと思ってしまった。面白いといえば当時のタイアップのイラストなんかも良いですね!富士フィルムが個人的にはお気に入りです。

  • 刷子筆男 さん

    豊福きこう久々のイイ仕事。時系列で「ジョー」連載時、30代前半のちばてつや発言を洗った気の遠くなる作業による一級の記録。梶原と、編集者と、はたまた世間と渡り合いながら、どうやってあの奇跡的な作品が生まれたのか、よく解る。

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人物・団体紹介

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ちばてつや

本名:千葉徹弥。1939年(昭和14年)1月11日、東京築地の聖路加病院で生まれる。同年11月に朝鮮半島を経て、1941年1月旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡る。1945年終戦。翌年中国より引揚げる。1950年、友人の作る漫画同人誌「漫画クラブ」に参加。1956年、単行本作品でプロデビュー。1

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