天の原ふりさけみれば 日本と中国を結んだ遣唐使・阿倍仲麻呂

すずき大和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309920979
ISBN 10 : 4309920977
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
27

内容詳細

その歌は、1300年の時をこえて今もかがやく。大きな志を胸に、十代の若さで遺唐使の使命をせおい、海をわたった阿倍仲麻呂。玄宗皇帝にあつく信頼されながら、ふたつの国のあいだで夢みたものは―王維ら盛唐の詩人たちとも交流をふかめ、李白に「明月」とうたわれた生涯を、『奥の細道』で日本漫画家協会賞特別賞受賞の絵本作家が、情感ゆたかに描きだします。巻末に『遣唐使 阿倍仲麻呂の夢』著者・上野誠教授による書き下ろし解説を収録。

【著者紹介】
すずき大和 : 福島県生まれ。漫画家・絵本作家。「哀MY展覧会」で第28回文藝春秋漫画賞、「奥の細道」(上・下巻)で第33回日本漫画家協会賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄 さん

    あの猛試(私の造語。猛烈な試験の意)科挙に合格した唯一の日本人、阿倍仲麻呂。帰国したくても優秀な彼を手放したくない玄宗皇帝に引き留められ、ようやく帰国の日が来るも、嵐で船が難破し、唐に舞い戻った。すると、皇帝を裏切った臣下が国を滅茶苦茶にしているのを見て、自分が建て直そうと決意、帰国を諦める。昔の日本人は立派過ぎて、責任感も強すぎて泣けて来る。有名な百人一首「天の原 振りさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも」の意味を知るとまた泣ける。さぞ無念だった事だろう。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    「天の原…」という歌も阿倍仲麻呂という名前も知っているのに、歴史としての彼の生きざまがすっぽり抜けている私に、彼の偉業は素晴らしくもあり哀れでもありました。 日本を離れ、唐の国で生きた阿倍仲麻呂にとって、郷里はとても遠い場所になってしまったのですね。 今では考えられない遣唐使の危険に満ちた長旅も実感出来ました。

  • よぽ さん

    百人一首で歌は知っていたけれど、こんな物語があったとは知りませんでした。長い間懸命に働き、やっと帰国が許されたと思っても結局帰ることはできず、無念はいかばかりであったかと思います。

  • 遠い日 さん

    遣唐使、阿倍仲麻呂の伝記絵本。知ってはいても、一方ならぬ苦労やジレンマの元で、その職責を果たしたことに頭が下がる。全ては日本の国のため。郷愁はいかばかり深かっただろうか。

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すずき大和

福島県生まれ。漫画家・絵本作家。「哀MY展覧会」で第28回文藝春秋漫画賞、「奥の細道」(上・下巻)で第33回日本漫画家協会賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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