あの日からのマンガ ビームコミックス

しりあがり寿

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047274747
ISBN 10 : 4047274747
フォーマット
発行年月
2011年07月
日本
追加情報
:
19cm,144p

内容詳細

緊急出版! 地震・津波・原発…「あの日」以降の日々を生きる日本に贈る、渾身のメッセージ。

「『たとえ間違えているとしても、今、描こう』と思いました」しりあがり寿。

3.11…史上最悪の震災によって、すべてが変わってしまったあの日。
それ以来、しりあがり寿は、誰にも追いつけないスピードとヴィヴィッドさで、東日本大震災をテーマにしたマンガを描き続けている。
震災からわずかひと月後に掲載され、ネットや新聞・雑誌などに大きな反響を呼んだ月刊コミックビーム発表作を中心に、朝日新聞夕刊連載の4コマ『地球防衛家のヒトビト』など、未曾有の危機の時代に挑むように、アグレッシブに天才が発し続けたマンガ作品を集め、今だからこそ、緊急出版。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 夜梨@灯れ松明の火 さん

    震災関連の本やコミックは何冊か読みましたが、これはちょっと異質な感じです。震災の直後から、描かれていた「あの日」…漫画家なので当然ではありますが、あえて4コマという発表の場を選んだ作者は凄いなと思います。有名な作者さんですが、絵があまり好みではなかったので今まで読んだことがありませんでした。でも、ジーンときました。多分プロとして長く活動されていたこの作者だからこその作品なのだと思います。生々しすぎるものもありましたが、それを含めて読んでよかったです。「希望」…とてもいい言葉だと思います。

  • ぐうぐう さん

    大事件や大事故、そして大災害を前にして、笑いは萎縮してしまうものだ。日常的な笑いも、芸としての笑いも、そしてギャグ漫画も、不謹慎であるとして、自粛という名のもとに萎縮せざるを得なくなっていく。例えば今回の震災で言えば、あの日から数ヶ月が経って、「被災地の人々に笑顔を届ける」だとか、「笑いから日本を元気にする」と言った大義名分があって、恐る恐る、やっと笑いが許されるという流れが生まれていく。しかし、しりあがり寿は、3月11日から数日後に、連載中の4コマ漫画に震災を取り上げる。(つづく)

  • 遅筆堂 さん

    著者と同じような状況に合ったので、すべて共感できる。支援の話も原発の話もリアルな生活の中で体験しないと理解できないかもしれない。被災地のことを考えると笑っていいものかと思うが、体験から素直に感じたことがネタになっているので、同じ体験をした自分としては思わずクスリとしてしまうこと多し。著者は決して今回のことを軽くは思っていない。真剣に考えているからこういう作品が生まれてくる。小さな体験で感じたことを記載しているが、こういう事はすぐに忘れ去れてしまう。マンガというわかりやすい手法で残されたこの本は貴重だ。

  • かっぱ さん

    大震災という圧倒的な現実を目の前にして、いま、漫画家として何ができる(描ける)のかとの思いで、真っ向から取り組んで生み出された作品群。そして、作者は「ボクたちはずいぶん大きな賭けに負けた」でも「過去にがんじがらめの未来ではなく、折り重なった現実の中に見えなくなっていた『理想』に今こそ賭けることはできないだろうか?」と問いかける。それが、この震災で失われた多くの尊い命に対する報いであると。

  • ふじ さん

    震災の頃にしりあがり寿が3紙で書いていた連載をまとめたもの。特にビームコミックスのSF感ある社会風刺短編がインパクトがあり、読んでよかったと思う。これも学習マンガだ!掲載。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

しりあがり寿

1958年静岡県生まれ。漫画家。1985年『エレキな春』(白泉社)でデビュー。パロディを中心とした新しいタイプのギャグ漫画家として注目を浴びる。「死」をテーマとした作品、幻想的あるいは文学的な作品や実験・前衛的な作品、新聞の風刺4コマ、長編スペクタクルなど、独自の世界観で様々なジャンルの漫画を描き続

プロフィール詳細へ

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品