純粋怪談 惨事現場異話 竹書房怪談文庫

さたなきあ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801920804
ISBN 10 : 4801920802
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
224p;15

内容詳細

因縁も情念も介在しない怪との遭遇。遭えば、やられる―そんな単純だがいちばん恐ろしい、明日のあなたにも起こりうる恐怖を選りすぐった実録怪奇集。ネットオークションで落札した冷蔵庫は時折ドアが開いてしまう。おまけに中から妙な音が聞こえてきて…「冷蔵庫が開く」、雑居ビルに取り付けられた不自然な外付け階段。見ているうちになぜかのぼりたくなってしまい…「外付け階段」、内向的な娘が突然明るくなった。初めてできた友達と頻繁に遊ぶようになってからだというが、その友達の正体とは…「カナちゃん」他、戦慄の18話を収録。日常から異界への扉が開く!

【著者紹介】
さたなきあ : 1995年、文庫第一作『現代怪奇妖異譚』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    作家さんの世界では稀少な平仮名だけの名前の「さたなきあ」さんは、お笑いコンビ千鳥のネタでお馴染みの「クセがすごい」という表現がぴったりの唯一無二のねちっこい文章で書かれていまして一旦嵌まると容易に抜け出せない危険な魅力に満ちていますよ。18話のどれもが面白く選択に迷いますがとにかく2つ紹介しますね。『冷蔵庫が開く』春日部さんは30代まで勤めてきた会社が倒産して現在就活中である。ある夜、家で友人と飲んで一泊した翌朝の話題は彼がネット・オークションで落札した立派な冷蔵庫の事で驚く程に安く時々勝手に開くという。

  • ぐりとぐら さん

    ちょっとずつ読み進めて、本日読了。いろんなタイプの怪談があって、面白かった。特に「カナちゃん」こわかった。あとがきも怖いし、良かった。人がいなくなってしまう系の話がいくつかあって、どれも印象深い。作者の次の文庫もゲット済みなので、ちょっとずつ読もう(一気に読むと怖いから)

  • あたびー さん

    用途不明の外階段が妙に気になるという話が、一番怖かったです。あんまり怖い要素が多過ぎると、頭が「あっしには関係のないことでござんす」とストライキを起こすんです。ひっそりとある用途不明の外階段がある日気になってしまったりしたらどうしましょう?

  • 澤水月 さん

    独特の文体ぎっしりセルフパロかと思ったよ、そうだろう? そう思わないかい? ずっと…『超怖い怖い怖〜い話』『恐怖袋』…表紙絵はぶら下がった袋、帯に「わッ、うしろ!」てな…捨て身で竹・メディア何とかの有名本に限りなく似た題のヤツをワニで出していたのに、遂に竹に…。ああ、わかってる。求める者が多いから、てんだろ、ハン! 時代の要請ってもんじゃないか。あんたは若くまだ分からないかもしれないがね、同時代を生きた同好の士、変わらぬ文を見るってのも味なもんさ…読むのに時間かかったけどな。味は…ある。味わいは、ね…

  • qoop さん

    実話怪談系作家としてベテランの著者だが僕は初読み。台詞回しが書き言葉的で癖があると感じた。掌編集が多い竹書房怪談文庫にしてはまだ数の少ない短編集だが、こういう方向性はアリだと思う。ただ掌編の読みやすさと比べてページ数の増加は読ませ方が問われるため、一気には増えないことだろう。だからこその起用だろうか。レーベルとして発行点数を増やしたため、他社で書いてきた著者を取り込む方向で行くのかな、と。

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さたなきあ

1995年、文庫第1作『現代怪奇妖異譚』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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